こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
お子さまが勉強しているときの姿勢が気になったこと
はありませんか?
私たちVictory学院では夏期講習が始まっています。
子どもたちの様子を見ていると、
いつもより勉強時間が長くなるためか
・テキストを読んでいるときに猫背になっている
・机に覆いかぶさるような格好で字を書いている
・椅子に浅く腰掛けている
など、姿勢の悪さが見られることがあります。
勉強するときの正しい姿勢は
・頭が骨盤の上にある
・文字が書きやすい位置に椅子を机のほうにひく
ことが大切です。
良い姿勢をとると首や背中への負担を最小限に抑える
ことができ、首や背中の筋肉に疲労が溜まりにくく
なります。
勉強中の姿勢を良いと体に負担がかからないため、
長時間集中することができます。
また背筋を伸ばした姿勢は、猫背の姿勢に比べて
力強く生き生きした気分になり、自分の考えに
自信を持ち、精神的疲労を低下させることが
研究で明らかになっています。
(『授業場面での正座が眠気、疲労、認知機能に及ぼす
効果』日本教育工学会論文誌42⑷より)
ですが姿勢は意識しないとすぐに下を向いてしまい、
猫背になりがちです。
猫背になると肺が圧迫され、脳への酸素供給が
不足します。
そうなると集中力が低下して記憶や学習の効率も
下がります。
「我が子は一生懸命勉強しているのに成績が思った
よりも上がらない」
とお悩みの保護者の方もおられるかもしれません。
それは勉強の仕方や内容ではなく、姿勢の悪さによる
集中力の低下が原因かもしれません。
机に向かっているときに肘をついた姿勢でいると、
体全体が歪みます。
その姿勢をつづけると、腕を痛めることにもなります。
家にいるとき寝転がった状態で勉強している
お子さんはいませんか。
寝ながら勉強していては身体に無理な力がかかり、
大きな負担がかかります。
身体を痛めやすくなるだけでなく、
だらけた気分になり集中力も低下してしまいます。
姿勢は大人になっても気をつけなければならない
ものです。
毎日勉強するときには姿勢を意識することが大切です。
保護者の方はお子さまの姿勢にも注目して
様子を見てあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。