塾頭山崎です。
今日も一日中雨の予報です。
梅雨なので仕方がないとは思いますが、
やはり気分は晴れないですね。
しかし、この雨ですが、
日本人の私たちは
「雨=嫌なもの」
「雨=傘を差さなければ」
とか考えてしまいますよね。
これは、脳の中に
「雨=嫌なもの」
「雨=傘を差さなければ」
といったデータが入っており、
それらを引っ張り出してくるのです。
「雨」自体、「嫌なもの」でもなんでもなく
私たちが「勝手に」そのように
「意味付け」しているのです。
欧米に行くと
雨の中を「平然と」歩く人たちを
たくさん見ます。
彼らにとって
「雨=天気の一つ」であり、
「嫌なもの」でも何でもないようです。
(直接、本人たちに聞いたわけではありませんが…)
農家の人たちにとって
雨は「欠かせないもの」なので
「雨=嫌なもの}とは思わないかもしれませんね。
要は、私たちの「気持ちの持ちよう」なのです。
「意味付け」ですね。
土曜日の夜にオンライン保護者会を開きました。
今まで個別の「保護者面談」は行ってきましたが、
「保護者面談」という形で行うのは
実質「初めて」です。
4月に緊急オンライン保護者会を行いましたが、
そこではこのコロナウィルスの状況下、
どのように塾運営をしていくのかを説明しました。
今回は、
「そもそも塾頭(私)は何者」で、
「どういう想いで塾をやっているのか」
をお話させて頂きました。
ホームページにも書いてはいますが、
どれくらいの方がじっくり読んでくださっているのか
分かりませんし、「生の声」でお話する方が
「伝わる」かなと思いました。
この「保護者会」、
なぜ今までの14年間、やらなかったのか…
実際には「受験生の保護者向け」だけにはやっていましたが、
全体の保護者向けにはやってきませんでした。
「なぜか???」
多分、その「意味付け」がしっかりと
できていなかったからでしょう。
「保護者面談=要望を聞く」
「保護者会=こちらの想いを伝える」
という意味付けが私の中でできていませんでした。
「保護者会=保護者面談」
となっていたと思います。
今回は、そこのところを意識して行いました。
「なぜ塾をやっているのか」
「当塾の役割は何なのか」
「当塾の強味は何なのか」
「大手塾との違いは何なのか」
など、
「大切なお子様をうちのような個人塾に
お預けくださっている保護者様に向け
感謝の想いを伝えました。
それだけでなく、今後の受験までにやることや
夏期講習のことについてもお話しました。
終わった後、ご出席くださった一人の保護者様に
用事があり、電話したついでに感想をお聞きしました。
「とても面白かったです。生い立ちの話がとても」
「全然知らなかったので」
と前向きな感想を頂き、ホッとしました。
やはり、こういう場が必要なのだと痛感しました。