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「体育会系」をどう捉えるか

2022/08/08
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

みなさんは「体育会系」と聞くとどのようなイメージを

持たれるでしょうか?

 

礼儀挨拶がしっかりしている

真面目で努力家である

忍耐力や行動力がある

などのイメージを持たれているのではないでしょうか。

 

高校や大学の推薦入試や内申書などでアピールできる

ポイントとして捉えている方も多いと思います。

私立学校では部活動の成果が推薦条件となっていたり

加点の対象となる学校もあります。

 

ですが、最近「体育会系」に対する捉え方が

変わってきていることをご存知でしょうか。

 

これまでは上下関係に厳しく、

言われたことを言われたとおりにやる人材が

求められていました。

 

この傾向は今でも変わりませんが、企業では

今までにないサービスや価値が求められるように

なっています。

そのためには自ら課題を発見し実行する力や

現状を分析する力も求められています。

 

これまでのように「忍耐と根性」「礼儀正しい」

だけではアピールにはならなくなっています。

 

もちろん部活動を通して仲間と一緒に何かを成し遂げる

経験や目標に向かって努力を続けることは

子どもたちにとって貴重な経験となります。

これからはそのことに加えて現状分析や課題を発見して

実行する力を身につけることも必要です。

 

部活動で目標に届かなかったとしても努力してきた子は

勉強でも努力することができます。

部活動を頑張ってきた子は

「自己管理能力」が高いことが多いです。

自己管理能力があれば、高い意欲やモチベーションを

保つことができ、勉強でも結果を出すことができます。

 

少子化や教員の働き方改革の流れの中で

令和5年度から中学校の休日の部活動を学校から

地域のスポーツクラブなどに段階的に移行することが

決められています。

 

その中で「高校入試での評価の在り方」も

変わろうとしています。

広島県では来年度の高校入試から内申書に

部活動の成績を記載することをやめることになりました。

その代わりに生徒が自分の長所などを

自由にアピールできる面談が導入されます。

こうした動きは今後全国的に広がるかもしれません。

 

「体育会系」に対するイメージが変わってはいますが、

部活動を通じて得ることができる価値は変わりません。

部活動を頑張っているお子さまを

保護者の皆さまは応援してあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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