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忘れ物をなくすには?

2022/09/08
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

「宿題今日提出なのに忘れてた」

「大事なお知らせのプリントを親に渡すのを忘れてた」

 

忘れ物が多いお子さまはおられないでしょうか。

どうすれば忘れ物をなくすことができるでしょうか。

 

まず私たちが知っておくべきことは、

人間は忘れる動物だということです。

 

大人でも「忘れた!」ということはありますよね。

子どもだって忘れることはあるでしょう。

 

ですが、大人は自分の力で解決することができます。

けれども子どもだと自分では解決することができず、

大人がフォローすることになりがちです。

 

できるだけ忘れ物をしないように

子どもを成長させていかなければなりません。

それには親の適切なサポートが欠かせません。

親のサポートが得られず自己責任だと放って置かれては

いつまで経っても忘れ物はなくなりません。

 

忘れ物を減らす方法として以下の3点挙げられます。

 

    生活習慣を見直す

朝早く起きるよう生活習慣を見直すことで朝食をとり、

身支度を整え、持ち物を確認する時間的な余裕を

持つことができます。

 

    整理整頓

整理整頓は部屋だけでなくカバンの中も見てください。

カバンの中にプリントや教科書が雑然と突っ込んであると

大切な情報がわからなくなります。

部屋の中は物を置く定位置を決め、

使った後は定位置に片付ける習慣をつけさせましょう。

カバンの中はクリアフォルダーやファイルを活用して

取り出しやすいように整理し、

書類は必ず親に見せるよう促しましょう。

 

    メモをとる

提出物や締め切りのあることを指示されたときは

すぐにメモをとる習慣を身につけさせます。

紙の手帳だけでなく、スマホにメモやTO DO機能など

便利な機能が色々とついています。

チェックリストを使って確認することも有効です。

 

我が子が忘れ物をしたときどのような声かけをしますか?

 

「どうして忘れたの?」

こう言われてお子さまは忘れ物をしなくなるでしょうか?

 

自分でも考えてみてください。

「どうして」と言われても忘れたから忘れたのであって、

理由なんて答えられません。

 

この「どうして」という言葉は

過去に向かって原因を追求する言葉であり、

マイナスの言葉です。

 

次のように言い換えてみてください。

「どうしたら忘れ物しなくなるかな?」

 

「どうしたら」は未来に向かって発する言葉です。

そう尋ねられたら「どうしたらいいかな?」と

考え始めます。

思考力を育むきっかけとなりチャンスなのです。

 

考え始めたら具体的な解決方法を自分で考えるよう促し、

それを言葉にして親に伝えるようにしてください。

そしてその方法を実践するよう見守ってあげてください。

 

もちろんすぐに解決はしません。

時間がかかり、親にも忍耐も必要です。

ですが、子どもが自分で問題を解決するように促す

アプローチをとることで忘れ物は減るでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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