レプトン(小学生向け英会話)のオンライン授業にトライしました。
レプトンというのは、子どもたちが
CDでネイティブスピーカーの発音をまねしながら発声し、
2ページ進んだら、私とともに発声し、チェックしていきます。
「L」と「R」はなかなか言い分けが難しいので、
特に私と一緒に練習します。
他にも「Th」の発音、「V」と「B」、
「H」と「F」なども入念に練習します。
自分のペースで進めることができるのが
レプトンのいいところです。
さて、事前に各家庭に教科書とCDを届け、
4月8日の夕方に保護者にZoomにアクセスしてもらい、
動作確認を保護者と行っていたので、
Zoomにはつながったのですが、
授業が始まると大きな問題に直面しました。
何だと思います?
なんと…
2人の生徒がZoomの画面の中で
私の指示を待っているようでしたので、
私は、
「いつものようにCDを聞いて、始めて」
というと、
子どもたちは困った顔をして
「CDが聞けない」
というのです。
私は、
「えっ?CDプレイヤーは?」
と聞くと
「無い」
と口をそろえていいました。
私の頭は真っ白に…
「CDプレイヤーがない?」
「CDが再生できるパソコンは?」
「無い」
との返事。
私は声を失いました。
ちょっとの間考えましたが、
「ごめん。CDが無いなら今日はできないわ。
あとで、家に帰ってCDプレイヤーがあるか
探してみるね」
といい、彼らはZoomを退室しました。
気を取り直して、
一生懸命CDを聞きながら発声している生徒たちを
フォローしました。
チェックする時には
Zoomのブレイクアウトルームを使い、
2人だけの部屋でチェックをしました。
やはり、対面でやるよりも時間がかかりました。
いつものペースではできませんでした。
これでは、不満が出るかもしれないので
普段週2回来てもらっていますが、
来週から週3回Zoomの時間を設けて
週3回来てもらうことをアナウンスしました。
授業が終わって、急いで自宅に帰り、
CDプレイヤーを探しました。
1993年くらいに買ったカセットCDプレイヤーが
ありましたので、レプトンのCDをかけてみましたが
再生できませんでした。
そのあと、ポータブルCDプレイヤーを見つけ、
再生してみましたが、これも再生できず。
困ったなあと思っていたところに
ノートパソコンが入ったカバンが目に飛び込んできました。
「これなら大丈夫だろう」
と思い、Windows Vista版のノートパソコンの電源を入れ、
CDをセットして再生したら、
「できた!」
ということで1台確保。
教室にもCDプレイヤーがあるので、
2人分は確保できました。
早速、夕方、両方を自転車のかごに乗せ、
各家庭に届けました。
本日、14時から昨日授業に参加できなかった生徒向けに
臨時の授業を行います。
トラブルなく授業ができることを祈ります。