待てど暮らせど
電話はならず、
メールも来ず、
どうなっているのだろう、
と思っていました。
先生たちからも
「連絡ありましたか?」
という声やメールを
頂いていました。
結局、
その日には連絡がありませんでした。
「ダメだったのかなぁ」
という声も聞こえてきました。
私も思わず
「そうですね」
とつぶやきました。
実際、以前、当人からのメールには
「おわた」
と書かれていました。
この「おわた」の意味が、
私には
「やっと終わった。解放される」
という「おわた」だと
思っていました。
しかし、
そうではなく
「ダメだった」を意味する
「おわた」
だったのかもしれない、
と思ったのです。
それに気がついた時に
「後者」の意味だったのだ、
と思い直しました。
しかし、
翌日の夕方、
LINEに当人からメッセージが送られていることにきがつきました。
恐る恐る開いてみたら
「あ、そうだ」
「受かっていたよ」
と書かれていました。
「良かった」
ほっとしました。
3月2日に都立高校入試の発表があったのです。
そして、
その日には本人から合格の報告がなく
翌日の夕方に、
忘れていたようにメールが届いたのです。
その子を担当した先生方全員に
合格した旨のメールを速攻打ちました。
これで2019年度の入試はすべて終わりました。
当塾は、今回、全員希望していた進路に行くことができました。
本当にありがとうございました。