こんにちは。
塾頭山崎です。
学習指導要領は、時代の変化や子どもたちを取り巻く環境、
社会情勢を踏まえ、およそ10年毎に改訂されます。
そして、2020年がその改訂の年に当たりました。
2020年に小学校、2021年に中学校、2022年に高校、
と教科書が変わり、学習指導要領の内容に沿ったものになります。
ご存知のように、小学校では、
〇 小学校5,6年で英語が教科化されました。
そして、今年は中学校で
大幅な英語教育の見直しが行われます。
(出典:文部科学省)
今回の改訂は3つの柱からなる資質・能力を
総合的にバランスよく育成していくことを
目指す目的があります。
今までは「知識・技能の習得」に
主眼が置かれていましたが、
今回は、それらに加えて
「主体的に」
「対話的に」
がキーワードになります。
これからの時代は更に
グローバル化が進み、
日本は国内だけでの競争でなく
世界の中で戦っていかなくてはなりません。
その為には
「英語」が話せなければなりませんし、
「主体的に」積極的に行動していき、
「対話的に」コミュニケーション能力が
問われるのです。
今の若い社会人たちがどちらかというと
「指示待ち」の人が多くなっていて
「自分で考えることができなくなっている」
現状を踏まえているのかもしれません。
そして、それらの能力を身につけるために
「アクティブラーニング」が導入されるのです。
「受け身」ではなく、「能動的に」学び、
探求学習、グループディスカッションやデイベートなど
を通じて、深い学びやコミュニケーション能力を
身につけていきます。
これらが大きな流れの変化です。
お時間のある方は文部科学省の動画を観てみてください。
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg18688.html
そして、これらの大きな流れを受けて
2021年4月から中学校の学習指導要領が改訂されます。
葛飾区は教科書がTotal English からNew Horizonに変わります。
足立区も学年によって変わります。
今回の中学校の学習指導要領の改訂で大きく変わるのが
「英語」
なのです。
どのように変わるかは次回。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝です。