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言葉は人をポジティブにする

2022/11/14
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

「僕はバカだから」

「どうせ出来っこないよ」

我が子がこんなネガティブな発言をしていませんか。

 

人はネガティブな感情に引っ張られてしまいます。

人間の進化の過程で恐怖や不安、怒りといった

ネガティブな感情を抱くことで危険から身を守ってきた

結果、脳がそうしたネガティブな感情の方が大切だと

認識するようになったからです。

 

冒頭の発言のようなネガティブな感情は無気力や疲労感、

自信の無さにつながります。

その結果、新しいことに挑戦しようとする意欲や行動に

ブレーキがかけられてしまいます。

 

気持ちを立て直し、ポジティブな気持ちを持てるように

するにはどうすればいいでしょうか。

 

まずは子どものネガティブな感情に「そうなんだね」と

共感したうえで、

「前向きに言い換えてみたらどうだろう」と促します。

「僕はバカ」→「これから伸びる可能性を秘めている」

「出来っこない」→「自分の理想を高く持っている」

自分の理想が高いから今は出来ないけれど、

勉強すれば出来るようになる可能性を秘めているんだ。

だったら勉強しよう、

というようにポジティブな気持ちになります。

 

脳は、思ったことと現実が一致しないと違和感を感じる

という傾向があります。

 

ネガティブ思考だと

「自分はバカだ」

テストの点数が悪かった

「やっぱり自分はバカだから勉強しても無駄だ」

ますます勉強ができなくなる

「自分はバカだ」という思考と点数が悪いという現実が

一致しているのでやっぱりと納得してしまいます。

勉強はできないままでも平気でいられます。

 

一方ポジティブ思考の場合

「自分はできる!」

テストの点数が悪かった

「こんなはずがない」

「間違えた問題を見直してもっと出来るようになろう」

わからなかったところがわかるようになる

「自分はできる!」という思考と点数が悪いという現実が

一致しないので違和感を感じます。

その違和感を解消し点数を上げるために勉強するという

行動をとるようになります。

 

このように言葉には脳を変える力があります。

 

また、ポジティブな言葉は信頼している人から与えられた

ほうがより効果的です。

子どもにとって身近な存在である親からかけられた

ポジティブな言葉は子どもを勇気づけてくれます。

皆さまもお子さまにはポジティブな言葉をかけるように

してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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