こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
今日は8月1日です。
夏休みも中盤に入りますが、お子さまはどのように
お過ごしでしょうか。
Victory学院では子どもたちが毎日夏期講習に
やってきます。
子どもたちは受験のため、補習のため、学力向上のため、
とそれぞれ目的を持って夏期講習に参加しています。
ですが、中には目的が持てない子どもがいます。
そういう子はなぜ勉強するのか、がはっきりとは
わかっていないのです。
目的がはっきりしていないので、
態度や姿勢も悪くなりがちです。
勉強に向かう態度や姿勢が悪いと勉強も
効率が上がりません。
そういう子どもは
「勉強したことは大人になったときに役に立つのか?」
「こんな暑い中勉強して何になるのか?」
そういって勉強を頑張らなくても良いと考えるのです。
ですが将来希望する進路があるのであれば、
勉強をしないでその希望が叶うのか、ということを
考えてみて頂きたいです。
勉強をしないで進むその先は、
お子さまが望む進路でしょうか。
そう考えたとき、勉強する意味を考えることは
子どもにとって必要です。
将来希望する進路の実現は、その時点で子ども自身が
知っていることからしか選ぶことはできません。
勉強することで、選択肢が広がります。
将来の進路希望がまだ決まっていない子も、
さまざまな教科の勉強をすることで、言葉や歴史、
自然や環境などいろいろなことを知ることができ、
視野が広がっていきます。
勉強することで新しいことに興味関心を持つようになり、
考え方もより広く柔軟になっていきます。
漢字や英語が読めることでスマホやパソコンを
操作することができます。
計算ができることで買い物をすることができます。
何かをするときには読み書きや計算などの基礎知識が
必要です。
勉強することでそうした基礎知識は身につけることが
できます。
他にもお父さま、お母さまの経験からお子さまに
勉強の意味を伝えることができるものがあると思います。
そのときに気をつけたいことはマイナスワードを
使わないでほしいということです。
「1日5時間勉強しないとダメだ」
「この問題を解けないと受験に失敗するぞ」
といったマイナスワードは効果がありません。
それよりも
「勉強するとこんなことができるようになるよ」
「私も勉強が役に立った」
といったプラスワードを意識して伝えて頂きたいです。
そのことがお子さまにやる気を持たせることになります。
勉強するかどうかを決めるのは子ども自身です。
保護者の方は子ども自身が自ら勉強するよう
サポートをしてあげて頂きたいです。
勉強について考えることが子どもの勉強につながります。
最後までお読みいただきありがとうございます。