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思考力を鍛える

2022/07/04
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

近年のグローバル化やスマートフォンの普及、
ビッグデータや人工知能の活用などにより
社会は激しく変化しています。

そうした社会で子どもたちに身につけて
ほしい力に『思考力』があります。

知っていること、できることを活用して
課題解決に繋げるためには考えることが
必要です。

大学入学共通テストでもこれまでのように
知識だけを求められるような問題に加えて、
思考力が評価されています。

これは単に解答を求めるだけでなく、
なぜその解答になるのかという解答までの
プロセスを問うています。
そのプロセスを組み立てるには思考力が
必要です。

中学入試でも思考力を評価する入試として
『適性検査型入試』を実施する学校が
増えています。

今後ますます『思考力』が注目されていく
と思われます。

この『思考力』とは
「問題発見・解決に必要な情報を収集・蓄積
するとともに、既存の知識に加え、必要となる
新たな知識・技能を獲得し、知識・技能を適切に
組み合わせて、それらを活用しながら問題を解決
していくために必要な思考(文部科学省)」です。

思考力を評価する入試問題は、
暗記した知識がないと
解答できないものではありません。

・情報を読み取る力
・共通点や相違点を見つける力
・自らの考えをまとめる力
・自らの考えを伝える力
が必要です。

これらの力は変化の激しい時代において、
新たな価値を創造するためには欠かせない
力だといえるでしょう。

お子さまに思考力を見つけるために家庭で
できることは何でしょうか。

思考力を鍛えるには結論に至る理由を
考えることが効果的です。

普段の会話の中で理由を尋ねる声かけを
するといいでしょう。

といっても難しく考える必要はありません。
「夏はどうして暑いのだろう?」
「あのアニメが人気があるのはどうしてかな?」

子どもの興味があることを話題にすれば子どもも
刺激を与えられ、思考力が鍛えられるでしょう。

比較して考えることも必要です。

例えば買い物の時に
「レタスが色々あるけどどれを買おう」
「これは1番安いね」
「でもこちらは『有機レタス』て書いてある。
安心だし味もいいのかも」

などの会話を通じて比較して考えることや
解答へのプロセスが身についていくでしょう。

気をつけていただきたいのは、
子どもの考えを否定しないということです。

保護者から見たらお子さまの判断が心配なときも
あるでしょう。

「こうした方がいいよ」とアドバイスをすれば
上手くいくかもしれません。

しかしそれではお子さまが
「親の言うとおりにしたほうがいいんだな」
となり、考えることをしなくなります。

まずはお子さまの考えを認めてください。

そのうえで、どうすれば上手くいくかをお子さまと
一緒に考えるようにしていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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