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ポジティブな言葉に言い換える

2023/09/05
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

我が子に対してはどうしても悪い面に目が行きがちです。

 

「勉強しなさい!」

「こんな問題がどうしてできないの?」

「やりたくないなら勝手にしなさい!」

 

子どもは勉強が出来るようになりたいと思っています。

ですが、そんなに簡単に出来るようにはなりません。

子どもは、出来ないことを責められると

「どうせ自分は出来ない」

と自己否定の感情を持つようになります。

 

また、親に対して反感や不信感を持つようにもなります。

我が子を思ってかけた言葉が、

親子の対立や喧嘩を引き起こしては残念です。

 

我が子に伝えたいメッセージを正しく伝えるためには、

言い方や言葉かけに工夫が必要です。

 

その工夫の一つに「言い換え」があります。

上であげた言葉だと

ネガティブなメッセージしか伝わりません。

 

「勉強しなさい!」

(小学校)「一緒に勉強しない?」「宿題手伝おうか?」

(中高生)「勉強したら見せて」

「〜しなさい」と頭ごなしに言っても、

子ども自身がやる気にならなければ行動を起こしません。

むしろ反感をかって逆効果です。

勉強をする気配がなくても、やることを前提とした

声かけをします。

肯定的だと、子どもは満更でもない気持ちになり、

自分からやり始める姿勢を見せるようになります。

 

「こんな問題がどうしてできないの?」

→「どうすれば解くことができるようになる?」

「なぜ」と問いかけられると

責められている気持ちになりませんか?

そんな気持ちになると返事も「だって◯◯だったから」と

できない理由を述べる言い訳になりがちです。

それよりも「どうしたらいい?」と聞き、

子どもに考えさせ、行動を促す声かけをしましょう。

 

「やりたくないなら勝手にしなさい!」

→「どうしてやりたくないのかな?」

子どもは突き放した言葉をされると、

「嫌われた」と傷ついたり、反抗的な態度をとります。

そんな場面では

「やりたくないんだね」「そういうときもあるよね」

といったん受け止め、

「何か理由があるのかな?」

と子どもの気持ちを引き出す言葉に言い換えましょう。

そう言われると、子どもは「どうすればいいのか」と

考えるきっかけを掴むことができます。

 

子どもには自分で考え、選ぶことができるような

自主性や主体性を持つことを、

親として望んでおられると思います。

 

自分の行動を受け入れられたときに

子どもは自信を持つことができます。

ポジティブな言葉のシャワーを降り注いで、

子どものやる気を引き出してあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。