塾頭の山崎啓三です。
脳科学を勉強していくと
20世紀最大の発見として
「思考は現実化する」
ことが出てきます。
ご存じのことと思いますが
人間には
「潜在意識」と「顕在意識」
があり、人間はほとんどが
「潜在意識」の通りに
行動しているのです。
今の現実というものは
過去から積み上げてきたものです。
現状を変えるには
「行動を変える」しか方法は
ないのです。
行動を変えていくことにより
「潜在意識」が少しずつ書き換わり
現実の行動が変わっていくのです。
どうやって「行動を変える」のか
ですが、
我々の脳は現実と想像の区別が
できません。
だから、「なりたい自分」や
「送りたい生活」の状態を
できるだけ鮮明にイメージする
のです。
これを繰り返し行うことにより
脳はイメージしているものが
「現実」のものを「思い違い」
をして、それを実現していく
と言われています。
これを実際に行っているのが
スポーツ選手です。
よく「イメージトレーニング」
の話を聞いてことがあると
思います。
有名な話がフィギュアスケート
の羽生結弦選手の話です。
北京オリンピックの時に
大会直前に大けがをして
まともな練習ができなかったにも
関わらず、金メダルを取りました。
表彰式の後のインタビューで
羽生選手は、練習できずに
いた中でもずっとイメージ
トレーニングをしていたこと、
表彰台の真ん中に立って
泣いている自分の姿を何度も
何度もイメージしたことを
明かしていました。
これが潜在意識の力です。
中学生や高校生ならば
「成績が上がっている姿」
「志望校に合格している姿」
などをイメージし続けては
いかがでしょうか。
もちろん、全く勉強をしないで
これらを実現することは
難しいでしょう。
そこのところはお間違えの
ないようにお願いします。