塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。
今日も中3生のNew Horizon Unit5 Scene②を見て
いきましょう。
ここでは関係代名詞の主格を学びます。
【Key Sentence16】
Gandhi is a man who has influenced a lot of
people.
(ガンジーはたくさんの人々に影響を与えた男性
だ)
ここでの注意点は、「Who」を「誰」と訳さない
ことです。
このKey Sentenceは2文に分解できます。
① Gandhi is a man.(ガンジーは男性だ)
② He has influenced a lot of people.
(彼はたくさんの人々に影響を与えた)
これらの①と②を一文にするとKeySentenceに
なるのです。
ここでのポイントは、①と②で共通する単語を
探し、それが「人」の場合は、「who」を使う
という事です。
①と②で共通する単語は、「a man」と「he」が
同じ人を指しています。
なので、「he」を「who」に変えて、くっつけて
いるのです。
英語は左から右に訳していくので、
「ガンジーは男性だ」
その「男性」はどんな男性かを説明しているのが
「who」以下の文になるという構造です。
従って、「男性」について詳しく説明(修飾)
しているのです。
ここで、あなたの頭の中で「Gandhi」と「He」も
同一人物じゃね??と思っているかもしれません。
確かにそうなのですが、話し手が「どこを説明
したいのか」によるのです。
つまり、
「ガンジーがどんな人かを詳しく説明したい」
のであれば、
Gandhi who has influenced a lot of people is a
man.
ということももちろんできます。
文法的に正しいです。但し、この文を訳すと、
「たくさんの人々に影響を与えたガンジーは男性
です」
となります。おかしな日本語になりますよね。
なので、英文を作る時に「どこ」を説明(修飾)
するのかを慎重に考えてくださいね。
では、本文を見ていきましょう。
Asami:
Nice presentation, Joshi. That was interesting.
(素敵なプレゼンだったよ、ジョシュ。面白かった
Josh: Thanks. Gandhi is a man who has influenced
a lot of people around the world.
(ありがとう。ガンジーは世界中の人々に影響を
与えた男性なんだ)
Asami: He worked for Indian Independence, right?
(彼はインドの独立の為に働いたのよね?)
Josh: Yes. Do you know how he did it?
(そう。彼がどのようにしたか知っている?)
Asami: Non-violence?(非暴力?)
Josh: Right. He never used violence, so he's still
respected by people who fight for human
rights.
(その通り。彼は一度も暴力を使わなかった。
だから、彼は未だに人権の為に戦っている人々
から尊敬されているんだ)
Asami: I see. I want to learn more about him.
(なるほど。彼についてもっと学びたいわ)
Josh: Well, he also went on fasts to protest.
(ところで、彼は抗議のために断食もしたんだ)
Asami: "Fasts"?
(「断食」?)
Josh: A "fast" means eating little or no food.
(断食とは少しか全然食べないことだよ)
Asami: Wow. That sounds tough.
(わあ。大変そう)
以上、本文内容です。
この本文の中では関係代名詞は2つですね。
一つはKeySentenceになっている文ともう
一つは、
「he's still respected by people who fight for
human rights.」
この文は
① He's still respected by people.
(彼はいまだに人々から尊敬されている)
② People fight for human rights.
(人々は人権の為に戦う)
という文が一文になっています。
①と②で共通する単語は「people」ですので
②の方の「people」を「who」に変えて、
①の文にくっつけています。
この文は難しくないですよね。
ところで、ここで豆知識を一つ。
今回の会話文の中で
「fast」(断食)という言葉が出て来ましたね。
「ファスティング」という言葉を聞いたことが
あるかもしれませんが、これです。
あなたは「朝食」を英語でなんというか知って
いますよね。
そう、
「breakfast」
ですよね。
この単語は
「break」(壊す)
という単語と
「fast」(断食)
が組み合わさっています。
つまり、「断食を壊す」=「朝食」なのです。
前日の夜から翌日の朝まで「何も食べない」
ので、「断食状態」にいるのです。
それを朝食を食べることによって「断食」
状態を壊すことになるので「breakfast」
と呼ばれているのです。
面白いですよね。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。