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心理的安全性

2022/07/07
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

経営学などで注目されている言葉の一つに
『心理的安全性』があります。

これは「一人ひとりが恐怖や不安を感じることなく、
安心して発言・行動ができる状態」のことです。
Google社が「チームのパフォーマンス向上のためには、
『心理的安全性』を高める必要がある」と発表して以来、
多くの企業が注目しています。

現在、不登校の増加に歯止めがかからない状態が
続いています。
原因は様々に考えられますが、
その一つに学校での対人ストレスが挙げられます。
そこには「他人の目を気にして自分の思いを
ストレートに言えない」子どもの姿が思い浮かびます。

なぜそうなるのでしょうか。

学校で変な発言をすると馬鹿にされる。
みんなと違う意見を言うと否定される。
そんな環境では安心して発言できません。
大人だけでなく子どもの世界でも同調圧力が高く、
みんなが空気を読み過ぎるので、
異質なものを認めない雰囲気が強いです。

これは家庭でも同じです。
怒られたり否定されたりすると子どもは
心にダメージを受けて前向きになれず、
十分なパフォーマンスを上げることができません。

もちろん子どもが安心して過ごせるよう
みなさまも家庭でも心がけておられると思います。

ですが、我が子にはついつい厳しくあたることも
あるかと思います。
我が子のためにかけたつもりの言葉でも
子どもには逆効果になることもあります。

では家庭で心理的安全性を高めていくには
どのようなことを心がければいいでしょうか。

まずは話しやすさが必要です。
我が子に「なんでも言って」と伝えてはいても、
話しかけにくいオーラを感じさせれば
子どもは何も話してはくれません。
怖い顔をするのではなく、笑顔を意識して
表情を作りましょう。
楽しい気分でなくても笑顔を作れば、
気分も愉快になります。

お子さまが話しかけてきたときは
それに対して向き合いましょう。
「忙しいからまた後で」
と返してしまうとお子さまも話かけなくなります。
お子さまが話しかけてくることは
親に聞いてほしいことです。
保護者の皆さまはそのことに関心を持ち、
会話をしていただきたいです。

その際自分の考えを子どもに押し付けないように
気を付けてください。

そうしたことを親が取ることで、お子さまも
「家庭では安心して話ができる」
と思うようになります。
ぜひ『心理的安全性』を築き、子どもの意欲や
モチベーションを高めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。