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後回しにしない

2022/07/06
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

我が子が学校から帰ってきます。
「宿題はあるの?早くやりなさいね」
「後でやる」
そう言ってすぐにゲームを始めてしまう我が子。
その後も食事、風呂、再びゲームと一向に宿題を
やる気配がありません。
「早く宿題をしなさい!」
最後は大きな声で怒ってしまいます。

こんなふうにやるべきことを後回しにしてしまう
我が子に困ってしまうことはないでしょうか。

親としては宿題を済ませてからゲームをすれば
いいのに、と考えます。

しかし子どもは楽しいことをやることの方が
優先順位として先になっています。
ゲームをしている間はその楽しさのために
宿題があることを忘れています。

また宿題のように嫌なことに対してはやる気が
起きにくく、
面倒臭いことは後回しにしてしまいがちです。

こうした我が子の後回しにするクセを治すには
どのようなコミュニケーションを取れば
いいでしょうか。

ここで発想を転換してください。

「先に宿題をしてからゲームをしなさい」
ではなく
「先にゲームをしなさい。終わる時間は守りなさい」
と言ってみてはどうでしょうか。
時間を守らせることで、時間の使い方を
我が子に考えさせることができます。

そうした時間の使い方を続けていき、宿題をする時間
を習慣化させることができれば、
宿題をすることに抵抗感がなくなっていくでしょう。

また習慣化を小学生低学年のうちに身につけさせる
ことができれば、高学年→中学→高校と
上がっていっても自分から勉強に取り組むことが
できるでしょう。

親からしたら宿題をすることは当たり前です。
しかし子どもにはやらされていることです。
勉強の苦手な子やこれまで宿題をやらなかった子が
宿題をやることは面倒なことです。
子どもが宿題を終わらせたら褒めてあげてください。
褒められることでお子さまに自己肯定感が生まれ、
自信にもつながります。

我が子が小学校低学年のお子さまでしたら、
一緒に宿題に取り組んでください。
親が近くにいてくれることで安心して
宿題に取り組むでしょう。

その際注意したいことは、解答が間違っていても
きつい口調で注意しないことです。
きつい口調で注意されるとお子さまが自信を無くして
しまいます。
間違っている場合は一緒に考えるという姿勢で、
あくまでお子さまに考えさせるようにしてください。

高学年や中学•高校生になって宿題を後回しにする
ときは、勉強が『わからない』ことが原因である場合
あります。

学校で授業を受けていても勉強がわからない。
わからないことを宿題でやらされる。
わからないことはできない、と後回しになります。

そんなときはわかるように一緒に勉強しよう、
という姿勢で寄り添ってあげてください。

もうすぐ夏休みに入ります。
夏休みには宿題がたくさん出ます。
宿題を後回しにしないよう、今からお子さまに
働きかけをしてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。