こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
子どもたちは進級・進学で新しい生活が始まっています。
新たに目標や計画を立てたりしているかと思います。
ですが何かを決めることに迷ったり、
決めたとしてもなかなか実行に移せない子どももいます。
そんなときには、背中を押す言葉を子どもにかけることも
あります。
そのときに気をつけたいことは、
脅しの言葉を使わないことです。
「そんな低い目標ではダメだよ」
「このやり方では失敗するぞ」
厳しい言葉をかけて子どもにハッパをかけたつもりでも、
言われた子どもにはとってはかえって反発し、
成果が上がりにくくなります。
子どもに背中を押す言葉をかけるときは、
成功をイメージできる言葉をかけましょう。
例えば子どもが「毎日10個英単語を覚える」という
目標を立てたとします。
その目標に対して、
「覚えられなかったらテストでいい点が取れないよ」
とネガティブな言葉かけをすると、
覚えられなかったときの自分をイメージしてしまい、
どんどんやる気が削がれてしまいます。
そうではなく、「覚えたらテストで高得点を取れるね」
とポジティブな言葉かけをすると、
覚えたときの達成感やテストでの高得点がイメージでき、
前向きな気持ちで取り組むことができます。
では、具体的にどのような言葉が
子どもの背中を押すのでしょうか。
『あなたの頑張りに、私は励まされているよ』
どのような目標であれ、
子どもがその達成に向けて頑張っていれば、
そのことを認めてあげてください。
また、「私」を主語にすることで、子どもは
「自分は親を励ますことができているんだ」
と自分の存在価値や自己肯定感を高めます。
『根本的な才能とは、自分に何かができると信じること』
これはジョン・レノンの言葉です。
誰にもできないことができることだけが才能ではなく、
誰にでもできることしかできなくても、
できることがあればそれは才能なのです。
「自分にはこれができる!」と自信が持てます。
『あなたなら大丈夫』
子どもが目標を達成するための行動ができないときは、
心配や不安を感じています。
親から大丈夫と言われたら不安が解消され、
自己肯定感も持つことができます。
我が子が自分の考えに自信を持って、
本当にやりたいことができるように、
皆さまはお子さまに声かけをして背中を押してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。