こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
現在Victory学院では春期講習を行なっています。
生徒たちは一生懸命勉強していますが
残念ながら遅刻してくる生徒がいます。
その都度注意をしますが、
遅刻する生徒は遅刻を繰り返します。
そもそもなぜ遅刻をしてはいけないのでしょうか。
お子さまが遅刻したことの連絡がご家庭にあると
親の皆さまもお子さまに注意をされるでしょう。
それに対して子どもの方は
何時間も遅れたり約束をすっぽかしたわけでもなく
ちょっと遅れただけなのに、
どうしてこんなにうるさく言われなければいけないのか?
と思っているでしょう。
遅刻をするということは、
勉強に励もうとしている「自分」、
塾にいくお金を出してくれる「親」、
勉強を教えてくれる「先生」、
共に勉強をしている「友達」、
そうした人々を裏切ることになります。
裏切ることで失うものが二つあります。
一つは「信頼」です。
いつも遅刻を繰り返していると、
「どうせこの人は時間を守らないだろう」と
周囲からネガティブな目で見られるようになります。
また時間にルーズな人は信用できないという理由で、
責任のある仕事や役割を与えてもらえなくなります。
失うもののもう一つは「時間」です。
「時は金なり」という言葉があるとおり、
時間は大切なものです。
時間は自分の都合で増やすことはできません。
遅刻することで自分の時間だけでなく、
相手の時間も奪うことになります。
待たせている間に他のことができたかもしれません。
しかもその時間は二度と戻ってきません。
では遅刻しないためにどうすればいいでしょうか。
朝遅刻しないためには、早寝早起きを心がけましょう。
早起きするためには前日の行動が大切です。
・日中に軽い運動をして適度な疲労感を身体に与える
・就寝の3時間前までに食事を終える
・寝る前にスマホ・PC・テレビを見ない
文部科学省も「早寝・早起き・朝ごはん」を
子どもの健やかな成長のための指針として
打ち出しています。
お子さまが早寝をして規則正しい生活を送るように
様子を見てあげてください。
遅刻は性格や気合不足のような精神的なことが原因では
ありません。
脳や身体、計画の立て方など
さまざまなことが影響しています。
無理やり根性で頑張るのではなく、
脳や身体を機能できる状態になるように訓練したり、
時間に間に合うために具体的な計画を立てることが
必要です。
親の皆さまはお子さまが遅刻しないよう
サポートをしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。