子どもたちと話をしていると
「~ができない」
という言葉をよく聞きますよね。
そのたびに「できない」のか、
「やらない」のかを考えてほしいと思っています。
「できない」というのは
「神様の言葉」
と言ったら言い過ぎでしょうか。
子どもが「できない!」と言ったら、
「全ての可能性を潰したの?」
と聞いてみてください。
「忙しくて宿題ができない」と言ったら、
「何で忙しいの?」と聞いてみてください。
「ゲーム」をする時間はあるのに
「宿題」をする時間を持とうとしない事が
圧倒的に多いです。
だから、
実際に1日の行動を書きだしてみる
のが効果的です。
「何時に帰ってくるの?」
「夕食にどれくらい時間がかかるの?」
「お風呂はどれくらい?」
「寝るのは何時?」
これらの質問をすれば、
どれくらい「空き時間」があるのか
が分かりますよね。
それらの時間をどのように配分するのか
がポイントです。
テストの点数が悪かった時も同様です。
「点数を上げるために何が必要だと思う?」
と聞いてみてください。
どうしたら子ども自身で「優先順位」
を変えて行かれるか、です。
ほとんどの場合、
子どもたちは「できない」のではなく、
「やらない」だけなのです。
「できるのにやらない」という状態を
「できるからやる」という状態に
持っていけるかが、
テストや成績を上げるポイントです。
定期考査前にお母さんが
「試験勉強したら?」というと、
決まって
「試験範囲がでていないからできない」
と言う子がいますが、本当でしょうか?
そんなはずはないですよね。
試験範囲は前回のテスト範囲の次から
なのですから分からないはずがないのです。
これも「できない」ではなく「やらない」のです。
子どもたちが「できない」と言って来たら、
どんどん質問をして「できない理由」を
潰していきましょう。
そして、もしかしたら無意識に
「できない」と思っているかもしれないので、
実は単に「やっていないだけ」であることを
気づかせてあげましょう!
あくまでも自分で「気づく」ということが
重要です。
「気づく」ことによって人は「納得」し、
「行動」するのです。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。