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姿勢を正す

2022/12/13
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

お子さまが勉強をするとき

姿勢が気になったことはありませんか?

頬杖をついていたり猫背になって机に向かっている姿を

見ると「背筋を伸ばして!」と注意したくなりますね。

 

「勉強の集中力が続かない」「すぐに疲れてしまう」

といった様子がお子さまに見られる場合、

姿勢の悪さが原因かもしれません。

 

姿勢が崩れてくると体軸が傾き、目線も傾きます。

すると左右の目から入ってくる情報にずれが生じます。

そのずれを修正するために脳が疲れやすくなり、

集中力を高めることが難しくなるのです。

 

前屈みで猫背の姿勢は悪い姿勢の代表的な姿です。

猫背は胸を圧迫するため呼吸が浅くなり、

脳への酸素供給が不足するため集中力が低下します。

またノートや教科書との距離が近くなるので

目の負担も大きくなります。

さらにうつむいた体勢が続くとネガティブな気持ちに

なりやすく、ストレスを感じやすくなります。

頬杖や足を組む姿勢も避けましょう。

背骨や骨盤のゆがみの原因になります。

特に頬杖は、顔がゆがむ原因にもなりますから

クセになる前に気をつけてあげましょう。

 

では正しい姿勢とはどのようなものでしょうか?

日本姿勢教育協会副会長の碓田拓磨氏は

『骨盤が立っている状態』が理想としています。

 

椅子に深く座り膝をそろえます。

膝は90度に曲げることを意識しましょう。

次に背筋をぴんと伸ばします。

お尻を後ろに引くように意識すると背筋も伸びます。

お尻と背中も90度になることを意識しましょう。

お腹もまっすぐ伸ばします。

このときに胸を張らないようにしてください。

胸を張ると力が入り疲れてしまいます。

最後にあごを引きます。

頭は前に出ないようにまっすぐ保つことがポイントです。

 

正しい姿勢で勉強するためには

椅子と机の高さが子どもに合っていることが大切です。

椅子の適正な高さは、

深く腰掛けたときに足の裏全体が床につく高さです。

机の高さは椅子に腰掛けた状態で肘が直角になる高さが

適正な高さです。

勉強机・椅子はお子さまの成長に合わせて

高さが調整できるものが望ましいですが、

調整できないタイプの場合は台を置くなどしてください。

 

正しい姿勢で勉強することで集中力が増し、

勉強の効率も上がります。

お子さまが勉強しているときは姿勢にも気をつけてあげて

ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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