こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
先週8日に安倍元首相が街頭演説中に銃撃され、
亡くなられるという事件が起こりました。
テレビなどのメディアやSNSでも多くの情報が
あふれています。
銃撃を受けたシーンの映像も繰り返し流されていて、
ふとした瞬間に見てしまうこともあります。
普段は見ることのない衝撃的な映像を見てしまい、
心が不安になってしまうこともあるでしょう。
そうしたときは情報から一度離れてみてください。
衝撃映像に繰り返し触れることで、
さらに心が傷つく可能性があります。
事件のことを考えない時間、違うことをする時間を
作ることで、不安から離れるようにしましょう。
日常のルーティンを取り戻すことも大切です。
同じことを同じ時間に行うことで、心も安寧を
保つことにつながります。
不安に思うことは子どもも同様です。
安倍氏は元首相であり広く知れ渡っている人物なので、
恐怖や不安もより強くなってしまいます。
子どもの場合、社会の混乱や不安定な状況といった
報道などから受ける影響は大人よりも大きいです。
いつもよりもイライラしているように見える。
落ち着きがない。
不機嫌になる。
などで表れることがあります。
お子さまが小学校低学年であれば、
お子さまと一緒にニュースから離れてみてください。
そしてお子さまが普段見ている番組を一緒に見たり、
普段やっていることを一緒にやってください。
またお子さまが事件について何か話しかけてきたら、
その言葉を受け止めてあげてください。
「びっくりした」と言ってきたら「びっくりしたね」
と受け止めてください。
どんな言葉もお子さまの気持ちです。
聞いてあげるからなんでも言ってきてね、
ということをお子さまに伝えてください。
お子さまがスマホを持っている場合、
情報に全く触れないことは難しいです。
SNSでは誤った情報や対立を煽るような投稿も
見られます。
そうした投稿に対しては拡散しないように
お子さまの様子を注意してください。
不安を引き起こすのは様々な原因があります。
そのようなときは自分が安心できる情報を
求めてしまいがちです。
それではいつまでも不安を解消することはできません。
まずは不安の元を見極め、その負荷を軽くする方法を
考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
