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模試の後は解き直しが大切です

2022/09/02
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

夏休み中の勉強の仕上げとして模試を受けた

お子さまも多いのではないでしょうか。

 

思っていたよりもできなかったときは落ち込んでしまい、

志望校変更を考えたりする子がいます。


反対に合否判定がA判定だったので安心してしまい、

勉強が疎かになるということもあったりします。

 

保護者も偏差値や志望校判定などの結果に

目がいってしまいますが、それだけで終わらせては

模試を受ける効果が上がっているとは言えません。

 

模試の点数や合否判定はお子さまのモチベーションを

維持するための数字です。


数字に一喜一憂せずに、悪かった場合は

「本番じゃなくてよかった」くらいに思えばいいのです。

 

模試で重要なことは結果よりも解き直しです。

会場で問題を解き、家に返って答え合わせを行い、

間違えた問題を解き直して始めて効果が現れます。

 

解き直しですが、単に正解に◯、間違いに×をつけ、

間違えた問題は解答解説の丸写し、

では意味がありません。

 

模試の解き直しは2回行ってください。

 

【模試当日】

模試当日の記憶が鮮明なうちに解き直しを行います。

解答解説が配布されますので、自己採点を行い、

問題を次のように分類します。


◯=解くことができた

△=勘で解けた、たまたま正解した

×=解けなかった

 

解き直しは△→×→◯の順で行います。

不正解の問題だけでなく正解した問題も解き直します。

 

答えを見ずに解き直したときに、

△の問題が不正解だったときは、

その問題は理解が不十分だったということです。


解き方を復習確認し、何も見なくても解けるまで

何度も解き直してください。

 

ですので模試が行われる日は、

スケジュールに解き直しの時間も入れておきます。

 

次に解き直しをするタイミングは

模試の結果が返ってきたときです。

 

模試には点数や偏差値だけでなく、

各問題の正答率も表示されます。

 

受験者全体の平均点と比べて本人の得点が低い教科や、

他の受験生の正答率が高いが本人は間違えた問題は、

優先して勉強を進める必要があります。

 

また、受験生全体の正答率が50%を超える問題は

絶対に間違えてはいけない問題です。


その問題は繰り返し解き直しをして定着させます。

 

解き直しで最も重要なことは、

“なぜ間違えたか“の理由を把握することです。


・二次方程式の解の公式で計算ミスをした

・現在完了形を理解していなかった

・論説文で指示語の指す内容を取り違えた

 

間違えた理由をできるだけ具体的に把握することで、

今後より効果的に勉強を進めることができます。

 

解き直しの際、お子さまが正しい解き方が理解できない

場合やどうすればいいかわからない、というご家庭は

学校や塾の先生に相談してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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