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言葉遣い

2022/10/26
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

昨日は面接について書きました。

今日は面接に関係のある「言葉遣い」について書きます。

 

「言葉は身の文(ことばは みの あや)

ということわざがあります。

 

人がしゃべったり文章を書いたりする言葉は

その人の性格を映し出し、

その人が持つ心の中の様子や性質を表すという意味です。

会話の中にその人の知識レベルや能力に合った言葉が

自然と外に出てくるのです。

 

話す内容がどれだけ素晴らしいものだとしても、

言葉遣いがぞんざいであったり幼い話し方だと

話の受け手の印象も悪くなります。

 

面接では受験校の先生と話します。

相手は大人ですので友達感覚で話してはいけません。

また「ていうか」「すごい」「えっと」などの若者言葉も

使ってはいけません。

いずれも面接官の印象が悪くなります。

 

例えば 「ていうか」→「むしろ・というより」

    「すごい」→「驚くべき・卓越した」

などと言い換えましょう。

「えっと」は場つなぎ的な表現なので

使わないようにした方がいいでしょう。

 

敬語は使えるようにしておかなければなりません。

ですが必要以上にかしこまった言い方は必要ありません。

ですます調で小・中・高校それぞれにふさわしい敬語で

話せばいいのです。

 

敬語で注意したいのは尊敬語と謙譲語の使い分けです。

尊敬語は相手を敬う表現、

謙譲語は自分を下げてへりくだる表現です。

次の表を参考にご家庭でもお子さまと練習してください。

 

 

例えば面接官の質問に対して

「今申し上げられた質問は〜」と返答すると

面接官に対して失礼にあたります。

「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、

謙譲語は「申す、申し上げる」ですので、

「今おっしゃった質問は〜」が正しい言い方です。

 

普段適切でない言葉遣いや間違った使い方をしていれば

面接でも出てしまいます。

保護者はお子さまとの会話の中で適切でない言葉遣いや

間違った使い方をしているときは改めるよう

言ってあげてください。

 

また友達と話すとき、先生と話すとき、年上と話すとき、

それぞれの場面でふさわしい言葉遣いがあります。

お子さまの言葉遣いに普段から気をつけてください。

その場ではふさわしくない言葉遣いだと判断したならば

注意してあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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