こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
19日火曜日に全国学力テストが行われたことは
ニュースなどでご存知と思います。
またお子さまから受けたことをお聞きになられた
保護者さまもいらっしゃるでしょう。
この全国学力調査とはどのようなものでしょうか。
正式名称は「全国学力・学習状況調査」といい、
全国の小学6年生、中学3年生を対象に実施されます。
調査の目的は以下のとおりです。
・全国的な児童生徒の学力や学習状況の把握・分析
・教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる
・継続的な検証サイクルを確立する
教科は国語と算数・数学ですが、
理科と英語が3年に1度実施されます。(今年度は理科)
小学6年の算数ではプログラミングを題材とした問題が
初めて出題されました。
また、理科の問題ではタブレット端末が取り上げられる
といった、情報通信技術(ICT)を使った場面を想定した
問題が出題されました。
これは、国のGIGAスクール構想が背景としてあると
思われます。
今年の大学入学共通テストでは「数学ショック」といわれる
ほど数学I Aの平均点が大きく下がりました。
これは、図や文章など複数の情報をふまえて、
知識を活用して考察することが求められる問題が増えた
ためと考えられています。
大学入試センターは単に知識だけでは歯がたたない、
「思考力や判断力、表現力などを発揮して解くことを
重視した問題」を出題すると明示しています。
今回の学力調査でもこのような出題傾向となっています。
単に知識を積み重ねるだけでなく、その知識を活かす
ことのできる力。
それこそが社会に出たときに必要とされる力です。
その力を伸ばしていけるよう、Victory学院でも指導を
していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。