こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
皆さまはGood & New (グッド アンド ニュー)という
言葉をご存知でしょうか。
これは過去24時間または数日間に起こった
「良かったこと(Good)」と「新しい発見(New)」を
発表するというものです。
朝礼で行われている会社もあり、
「毎朝発表しているよ」という
会社勤めの方もおありだと思います。
これを行うことによって、以下の効果が得られます。
【メンバー同士の相互理解が深まる】
メンバーのGood & Newを聞くことで、
その人の価値観や考え方を知ることができます。
相互理解が深まると、人間関係の不満が軽減され、
仕事をスムーズに進めることができます。
【ものの見方がポジティブになる】
良いことや新しいことを話すためには、
常に何か良いことはないか、新鮮な出来事はないかを
意識してさがすことになります。
そういうものの見方を続けると、
考え方もポジティブになります。
例えば、休みの日に雨が降った場合、
「せっかくの休みの日なのに」と残念に思う人が
多いのではないでしょうか。
ですが、ポジティブな考え方になっていれば、
「ゆっくり本が読める」
「家で勉強に集中できる」
とネガティブな状況の中でも
ポジティブな思考ができるようになります。
【脳が活性化する】
脳の活性化には
「物事に対する好奇心」
「ウオーキングや水泳などの有酸素運動」
「友だちや職場の人々とのコミュニケーション」
の3つが有効とされています。
好奇心を持って何か良いことはないか、
新鮮な出来事はないかを意識してさがす行為は
脳の活性化につながります。
これはご家庭でも活用することができます。
お子さまが学校から帰ってきたときに
「今日学校はどうだった?」
と漠然と聞くのではなく、
「今日は何が楽しかった?」
「どんないいことがあった?」
とGood & Newな出来事の聞いてください。
そうすると子どもも家に帰って話をすることが
楽しくなると思います。
何も特別なことでなくてもいいのです。
「友だちと一緒に帰ってきていっぱい話ができた。」
「子猫を見かけてほっこりした。」
「好きな人がこっちを見てくれたような気がする。」
など、何気ないことで構いません。
子どもにGood & Newの質問を継続してすることで、
脳もポジティブな面を意識して捉えるになります。
そうして質問に答えようと1日を振り返り、
良かったことを考えることで
気持ちも前向きになっていきます。
ただし、真面目な顔で詰問調になってはダメです。
楽しく会話ができるような雰囲気を作ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。