こんにちは。
塾頭山崎です。
子どもにとって
「親」とはどんな「存在」でしょうか。
特に「母親」です。
時間的に圧倒的に子どもと一緒に過ごすのは
「母親」
ですよね。
今は、働き方改革で
父親も家にいる時間が増えているかもしれませんが、
それでも母親の方が
「接触時間」は長いでしょう。
私が子どもの頃は
父親の顔を見るのは
ほぼ「週末のみ」だったように
思います。
私自身、前職ではそうでした。
朝、子どもが起きる前に家を出て、
帰宅するのは、子どもが寝てから。
そんな生活でした。
だから、
子どもは基本的に
「母親が大好き」
です。
だから、
母親から「嫌われること」はしません。
母親の前では
「いい子」でいたいと
常に考えている
と思います。
母親のいう事は
「常に正しい」
のです。
母親がママ友と子どもの前で
学校の先生の悪口を言います。
それを聞いた子どもは
「学校の先生は悪い人」
と思うようになり、
学校で先生の言うことを
聞かなくなります。
「学級崩壊」の始まりです。
母親が子どもの前で
「この子は○○のような子なのよ」
と言います。
それを聞いた子どもは
「お母さんを嘘つきにしたくない」
ので、母親の言った通りの子どもに
なろうとします。
これらの傾向は、
思春期前の子どもたちに
観られるものです。
思春期が始まると
自立への階段を上り始めるので
そのような行動は収まってきます。
子どもたちは常に
「親のいう事」
「親の行動」
を観察しています。
昔から
「子どもは親の背中を見て育つ」
といいます。
また、
「子どもを見れは、親が分かる」
「この親にして、この子あり」
などなど
色々あります。
こういう風に書いていると
「完璧な親にならなければ」
と感じてしまい、
プレッシャーを感じられるかもしれませんが、
そんな必要はありません。
私たちだって
「正しい親の在り方」
を教わった訳ではありません。
私も数回、子どもたちに
間違いを指摘され、
謝ったことがあります。
「完璧な人間」などいません。
間違えたら謝ればいいのです。
腰塚先生から教えて頂いた
「自分の気持ちに意識を向ける」
と
「ああ、今、自分は間違ったことを言ったな」
とか感じることがあると思います。
腰塚先生は
「助けて!」と言えるようになろう、
とも話していました。
なかなか子どもたちの前では
「見栄」や「プライド」があるので
どこまで「自分の気持ちに素直になれるか」
分かりませんが、
心の苦しみを吐き出したい、
と思ったら、私宛にメールをください。
書き出すことですっきりするかもしれませんよ。
親の気持ちが「穏やか」でないと
子どもたちは「安心」して
勉強に取り組めません。
全ては子どもたちのために。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。