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資料の読み取り

2022/12/20
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

社会が苦手な子どもは多いですが、

その中でも表やグラフなどの資料から何が読み取れるかが

問われる問題に苦手とする子どもは多いです。

 

社会は暗記科目だと思われていますが、

テストや入試では教科書に出てくる用語を覚えたうえで、

資料から読み取った内容を言葉で記述する

思考と表現が問われる問題が増えています。

 

資料の読み取り問題は表やグラフの問題は数字の変化から

読み取れることを解答することが求められます。

そのために

     「何が問われているのか」を把握する

     何の表やグラフなのかを確認する

     グラフの縦軸と横軸が何かを確認する

     自分がこれまで学習した知識と結びつける

     解答を書く

が必要です。

 

資料問題の苦手を克服するには2つの力が必要です。

一つは②③の表やグラフから「情報を読み取る力」です。

これができないことには問題を解くことができません。

これができない子どもに対しては

「この表は何の表なんだろう?」

「グラフのの縦軸は何?横軸は何?」

ということを確認しましょう。

 

何の表やグラフなのかはタイトルを確認します。

縦軸・横軸は単位に気をつけましょう。

「タイトル」と「単位」が分かれば、

その表やグラフが何を表したものか掴むことができます。

そして数字がどのように変化しているかを把握します。

 

変化を把握できれば変化の理由やその背景を解答します。

そのために必要な力が④⑤の「言葉で表す力」です。

 

社会の問題では細かい数値の読み取りは求められません。

数字が急上昇・急降下していたり、逆転しているように

大きく変化している箇所について、

表やグラフのタイトルと結びつけて問いに解答します。

 

ですが解答を導く知識がなければ書くことができません。

まずは教科書やワークで勉強し基本知識を身につけます。

勉強をしていて意味のわからない言葉が出てきたときに

意味が確認できる『用語集』を持つことも有効です。

 

普段の勉強では算数・数学や国語、英語が中心となり、

社会はおろそかになりがちです。

ご家庭でも社会の出来事や時々の話題を話し合うことで

社会科に対する関心を持たせるようにしてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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