塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。
さて、前回に引き続き、New Horizon Unit4の内容を
見ていきましょう。中3生用です。
今回はScene②です。
メグと朝美が「防災」について話をしています。
まず、メグが朝美に聞きます。
メグ:Has your family prepared for a disaster?
(あなたの家族は災害に対する準備をしましたか)
この場合のprepare は、for 以下に対して準備をする
ということを聞いているので、具体的な行動を指し
ます。
前回、be prepared for が出て来ましたが、ここでは
「具体的な行動」の話ではなく「心構え」でした。
メグの質問に朝美は「Yes」と答えます。
メグはそれを聞いて、再度朝美に尋ねます。
メグ:Oh, really? Tell me what you've done.
(ええ、本当?何を(準備)したのか教えて)
朝美:Well, we've made an emergency kit.
(えっと、私たちは緊急事態用具を作りました)
メグは間接疑問文を使っています。
しかも現在完了を使っていますね。
まず、命令形でTell me「私に教えて」と言って、
教えてほしい内容 what you've doneを続けます。
ここでのイメージは「過去のある時点から現在
までその状態が続いている」ということです。
メグは現在完了を使って、過去から現在まで
続いている「何を準備しているのか」を聞きたい
のです。
この質問に、過去のある時点で「緊急事態用具を
作ろう」と決めて、「作った」状態が今でも
続いている、と朝美は答えているのです。
朝美:We keep it in our home.
(私たちはそれを家に保存しています)
We've also decided how to contact
each other during a disaster.
(災害の間、お互いにどのようにコンタクト
するかも決めました)
朝美は現在その用具を家に置いているので
「現在形」で表現しています。
その後は、家族での決め事なので、それがずっと
変わっていない状態を伝えるために現在完了形を
使っているのです。
メグは朝美の話を聞いて、
メグ:That's great. Actually, my family hasn't
made an emergency kit yet.
(それは素晴らしい。実は私の家族はまだ緊急
事態用具を作っていない)
Do you know what we should put in it?
(私たちがそれに何を入れるべきか知っている?)
朝美:Well, I can send you a link. It shows you
what you should prepare.
(それでは、リンクをあなたに送れるよ。
それに何を用意すべきか載っている)
この「It shows you ~」という言い方に注意です。
この場合の「It」が何を指すのかをしっかりと確認
しましょう。今回は「a link」ですよね。
今回のScene②では、色々な間接疑問文が使われて
いますので、助動詞「should」の置く位置や
疑問詞+主語+助動詞(have, should)+動詞の順番を
覚えておきましょう!
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。