塾頭山崎です。
今日も弊教室のHPにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。
さて、葛飾区の中学校は3学期制なので、
2学期の中間テストが今月末にあります。
そろそろ試験の範囲表が配られる時期です。
これから試験当日までどのように勉強に
取り組むかで成績は分かれてきます。
まず、成績が下位~中位の多くの人に見られる現象ですが
① 学校から範囲表が配られてからワークをやり始める。
② 試験前日までにワークを終わらせればいいと考える。
③ ワークをやることが試験勉強だと考えている。
④ 答えを写しながらやる。
が挙げられます。
これらのやり方だとワークを1回しかやらないことになります。
しかも答えを写していたのでは、自分の頭に入りません。
「ワークをやること=試験勉強」と考えているので、
ワークをやって、できなかった問題を繰り返し解いて
自分の知識にする時間がありません。
学校の先生が「テストは100%ワークから出る」と言っている
のであれば、ワークをやっておけば「ある程度」の点数が
取れるでしょう。
しかし、実際のテストはそうではありません。
とすると、例えば、テスト問題の70%がワークから出るとすると
ワークの内容を「完璧」に暗記してもテストでは「70点」しか
取れないのです。これでは成績は「3」しかつかないでしょう。
今まで私が見てきた成績上位者たちの多くは
① ワークは少なくともテスト1週間前には終わらせている。
② ワークでできなかった問題を解き直している。
③ テスト前1週間はテスト勉強をしっかりとしている。
が挙げられます。
更に学年上位の生徒たちはワークを何回も解いているのです。
このように言うと、
「学校の先生の授業は試験範囲を試験前ギリギリまでやっている」
という反論が出てくるかもしれません。
それは確かにそうかもしれないです。
しかし、学校の勉強は先生から教わらないと
「分からない」はずはないのです。
成績上位者は、教科書を読み、「予習」をしているのです。
中学の勉強は基礎基本です。教科書を読めば分かります。
成績下位者~中位者の生徒たちの多くは
教科書をしっかりと読みません。
もしくは、「読んでも分からない」と思い込んでいます。
「先生に習わないと分からない」と思い込んでいます。
このような「受動的」な思考である限り、
成績が上がるのは難しいと思います。
お子様の様子をご覧いただき、勉強の取り組み方を
見てみてください。改善すべきところがあるかもしれません。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。