塾頭山崎です。
いつも本ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は「自己効力感」についてです。
「自己効力感」は英語で「self-efficacy」といいます。
Wikipediaを見ると、
「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、
と書かれています。
簡単に言いますと、
「自分でもいけそうだ」
と思う感覚です。
この「やれるでしょ♪」
という感覚はまさに自己効力感が高い状態ですよね。
この状態になっていれば
「やる気」になる状態です。
勉強を子どもにさせるためには
いかにこの「やれるでしょ♪」
の状態にさせてあげられるかにかかっていると
言っても過言ではないでしょう。
この状態になれば、子どもは
「やりたい(want to)」
状態になります。
私たち大人はいかにこの状態に持っていけるか
重要であるということを認識しておきたいです。
「やらなければならない(have to)」
では、義務感があるので「苦痛(pain)」が
伴います。
これでは「やる気」は出ません。
人間は「苦痛」を避けようとしてしまいますよね。
この状態に持っていけば子どもたちは勉強するでしょう。
では、この状態に持っていくために必要なことは何でしょうか。
自己効力感を上げるためには
① 自ら成功体験を積む。
② 人が成功する姿を見る。
③ 言葉による応援支援
が挙げられます。
①は、自分でテストでいい点数を取ればいいですよね。
それがすぐにできない場合、簡単な問題からでいいので
できる問題をたくさん解き、「自信」をつけていくことも「あり」です。
②は、友達がいい点数を取っている姿を見たら、
「あいつ(あの人)ができるなら、俺(私)も」
と思えると思います。
③は、保護者様からの声掛けです。
「あなたならできる」
「あなたを信じている!」
「あなたが頑張っている姿を見るのが好き」
などなど。
と子どもが思えるような環境作り、声掛けが
大切です。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。