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出口先生の危機感

2020/06/29
Victoryブログ

こんにちは。

塾頭山崎です。

昨日の夜、

『論理エンジン』という教材を開発し

一世を風靡した元予備校講師の

出口汪先生のセミナーを聞きました。

現在、出口先生は幼児教育の方に

力を注いでおり、予備校講師は

随分前からやっておられないそうです。

なぜなら

「日本の教育が危機的状況にある」

とお考えになられているからです。

出口先生はおっしゃいます。

「今の子どもたちは、

活字に触れることが非常に少ないので、

親世代に比べて

「圧倒的に」語彙力、読解力が無いのです。」

(私が感じていることと同じ…(;^_^A)

また、動画やアニメばかり見ているので、

考える力も落ちている、ともおっしゃっていました。

動画やアニメは視覚から情報が瞬時に入ってくるので、

想像したり、考えたりする必要がないからです。

「マンガが読めない小1生が増えている」

という出口先生の話に驚きを禁じえませんでした。

今の小1生はマンガ本を読んでも、

コマを追って読んでいくことができなくなっているようです。

信じられませんよね

「説明ができない」

「論理的に考えられない」などは

「考える訓練が足りていない証拠」

と出口先生は危機感を覚えていると。

そして、出口先生は

「読書の重要性」を改めて強調されていました。

読書を通じて、

「語彙力」

「読解力」

「想像力」

などが鍛えられます。

今は、人工知能(AI)の時代です。

簡単な計算や記憶に関することは

AIがやっていきます。

これからの私たちに求められるのは

「検索力」

「調べる力」

なのです。

そして、検索する時に

適切な「キーワード」が

使えるかが鍵になります。

ということは、

「いろいろな言葉」を知らないといけません。

つまり、「語彙力」なのです。

「子どもの学習環境は親が作ってあげる必要がある」

という出口先生の言葉は重いです。

では、どうすれば子どもたちは

読書をするでしょうか。

家族で話し合って、

「ノーゲーム・デー」

「ノーテレビ・デー」

など作るか、

逆に、

「読書・デー」を作るか。

まず、親が読書をする姿を

子どもに見せることから始めてはいかがでしょうか。

親が読書をすれば、子どもたちは

まねをするでしょう。

「親から率先して読書をする」

のが、一番早い方法だと思います。

今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

感謝!

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