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成績が伸びない子に共通していること

2020/09/02
Victoryブログ

ご無沙汰しております。

塾頭山崎です。

夏期講習が終わり、

今週から通常授業に戻りました。

先週の水曜日から3日間、

区立A中学校の中1生対象に

英語の補習授業を行いました。

30人近くの参加があり、

学力も「2」~「5」まで

幅広くいました。

初日にアンケートを取り、

どうして参加したのか聞いたところ、

「家族に勧められて」が多く、

「自分の意思で」は5人でした。

そして、何が苦手なのかを聞くと、

「単語が覚えられない」

という意見がもっとも多かったのです。

生徒たちは

「英語は難しすぎる」

「無理」

「嫌い」

「単語が全然覚えられない」

などなど

次から次へと

「ネガティブ発言」のオンパレードでした。

私からは

「自分が口にしたことは自分が真っ先に聞く」

「聞いたことを自分の潜在意識に刷り込む」

「潜在意識は、刷り込まれたことを実行する」

「つまり、「英単語が覚えられない」と言っている人は

自分の潜在意識にそのことを刷り込むので、

潜在意識は、単語を覚えられないように行動する」

と説明しました。

だから、

「思ってしまうことは仕方がないけど、

口にするな」

と伝えました。

この3日間、ネガティブ発言を耳にしたら

即座に注意しました。

成績の上がらない生徒ほど

この「ネガティブ発言」が多いのです。

1日目は、アンケートと実力テストをやり、

2日目は、単語の覚え方を教えました。

そして、ベアを組んで、英文をお互いに言い合いました。

3日目は、1日目にやったテストをもう一度やらせて

初日よりもいい点数を取らせることで

「できるようになった」

という感覚を得てもらうようにしました。

成績の伸びない生徒たちは自分の頭で

「どうしたら単語を覚えられるようになるか」

と考えることが苦手です。

だから、2日目の授業の中で

「例えば、「野球」は何ていうの」

と聞くと、

みんな「Baseball」と答えました。

私は、

「昔、うちの塾にいた中1生が

Baseballを「バセバ11」って覚えたんだよ」

というと、みんな「????」という顔に。

「Ba(バ)se(セ)ba(バ)ll(11)って書くだろう?」

と黒板に書くと、

「なるほど~!」の声が。

私は続けて、

「その子が学校で先生にさされて

「野球って英語でなんというんだ?」

と聞かれて、思わず「バセバ11」って答えたらしいんだ」

と言ったら、みんな大笑い。

「バセボール」って覚えると

「Baseboll」って書いてしまう可能性があるだろう?

って私が言うと、

「確かに」という声が。

そのような調子で、色々な単語を

ローマ字読みを使いながら覚えたらどうか、

と説明しました。

この「バセバ11」が強烈に印象に残ったようで

3日目の授業評価アンケートで

この事を書いている人が多くいました。

だから、それだけ暗記のやり方を知らない生徒が

多いことに今更ながら驚きました。

3日間の、しかも1時間ずつの3時間だけの補習授業でしたが、

授業評価は80%以上の生徒が

「楽しかった」

「またやってほしい」

という評価でした。

校長先生にアンケートを見て頂き、

10月の定期考査前に

中1、中2、中3とそれぞれの学年向けに

1日ずつ「定期考査前補習授業」をしてほしい

とのご依頼を頂きました。

がんばって子どもたちの成績がアップするように

したいと考えています。