こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
小学生のお子さまをお持ちの親御さんは、
子どもと一緒に勉強することがあるでしょう。
学校や塾の先生ではサポートできないことも
親だと可能であるかと思います。
集中力がなかったり、勉強のやる気がなかなか持続しない
子どもに対しては、
自分の部屋で一人で勉強させるよりも、
子どもと同じ部屋で一緒に勉強してみてください。
子どもにとっても、一緒に勉強してくれる存在がいると
やる気と集中力はアップします。
そのときの親の姿勢は、一緒に勉強するというよりも、
一緒にいて見守るという方がいいと思います。
「こんな問題もできないの?」
「字は丁寧に書きなさい!」
「もっとよく考えて解きなさい!」
こんな言葉を言いたくなることもあるかと思いますが、
勉強するのは子どもです。
親は質問されたことに答えるくらいで、
基本的には黙ってそばで見守ってあげましょう。
子どもが質問したことには答えなければいけませんが、
わかるように説明するのは難しいです。
大人にとっては当たり前に分かっていることも、
子どもにとってはわからないことがあります。
小学生の子どもにわかりやすく説明するには、
どのようなことに気をつければいいでしょうか?
大切なことは、
「答えを教えるのではなく、解き方を説明する」
ということです。
子どもは理解するために勉強しています。
いきなり答えをいってしまうと、
子どもはわかったつもりになってしまいます。
子どもに教えるときのポイントの一つは
「難しい言葉は使わない」です。
わからない言葉を使われると、
そこから先は理解が進まなくなります。
また、「説明は1度にひとつ」も大切なポイントです。
勉強時間が長くなるとは集中力が続きません。
そんな状態で長い説明をされても、頭に入ってきません。
説明は短く、簡潔に行なってください。
「何度も説明する」こともポイントの一つです。
小学生は理解力が低く1回の説明では分からないことも
あります。
その場では理解できたとしても、
復習したときには忘れていることもあります。
理解し、覚えるまで何度も説明してあげてください。
忘れていれば最初から説明し直してください。
子どもに教えていると、
質問されることもあるかと思います。
質問してくるというのは、理解しようとしていることで、
素晴らしいことです。
質問をしてきたらきちんと答えてあげてください。
分からないことは「分からない」ということが大切です。
そのうえで一緒に調べる、勉強するという姿勢で
子どもをサポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。