こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
「テストの点数が悪かった」
「苦手科目がなかなか克服できない」
「友だちと喧嘩してしまった」
思春期を迎えている子どもたちは、
ちょっとしたことで気持ちが落ち込んだり、
クヨクヨと悩んだりすることもあると思います。
その気持ちを切り替えることができればいいのですが、
長く引きずってしまう子どももいるでしょう。
脳科学の研究では、脳内が嫌な気持ちなどの余計な情報に
占領された場合、集中力も下がることがわかっています。
嫌な気持ちを切り替え、集中して勉強に取り組むことが
できるようにするためには、
どのように切り替えをすればいいのでしょうか?
体を動かし汗を流すことが、切り替える方法の一つです。
ウォーキングやスロージョギングなどの有酸素運動により
精神を安定させる脳内ホルモンのセロトニンが分泌され、
嫌な気持ちが晴れます。
嫌な気持ちが続くと、心身の緊張によって前向きな考えに
欠かせない酸素が脳に行き渡りにくくなります。
そんなときは、深呼吸をして肺をゆっくりと動かし、
酸素を吸入する量を増やしましょう。
十分な酸素を吸い息苦しさが解消されると、
ポジティブな考えも浮かびやすくなります。
嫌な気持ちになったら、家族や友だちなど
身近な人と話をすることもおすすめです。
親身になって相手をしてくれる相手と会話をすると、
「自分は一人ではない」と強く思えるようになります。
また、嫌な思いをする環境から離れる勇気も
生まれやすくなるかもしれません。
嫌なことのストレス解消には、良質な眠りが必要です。
深い眠りが得られると、脳の休息や自律神経が整います。
そうするとストレスからの回復もスムーズになります。
ストレスに負けない心や身体を作るためには、
栄養をしっかり摂ることも欠かせません。
内臓に負担のかからない高カロリー食品をやめ、
バランスの良い食事を心がけてください。
嫌な気持ちやストレスを長く持ち続けていると、
集中力の低下により勉強やプライベートが
うまくいかなくなることがあります。
するとますます集中力が低下し、勉強が分からなくなる、
という悪循環に陥ってしまいます。
こうした悪循環に陥らないためにも、
気持ちを早く切り替えることが求められます。
上の記事を参照にして、
親の皆さまも、お子さまの気持ちを切り替えやすいように
運動や呼吸、睡眠、食事などのサポートを
してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。