こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
世の中はグローバル化や国際競争の激化、デジタル化
など大きく変化しています。
近い将来人工知能(AI)の発達によって、
複雑性の低い単純作業などの仕事は
大部分が代替されるようになることが予想されます。
これからの時代の子どもたちに今後求められるのは、
自ら問題を解決し、「新しい価値」を創造する力です。
これは、経済産業省が2006年に提唱した
「社会人基礎力」の要素の一つとして挙げられた
創造力とも言われています。
では、「新しい価値」とはなんでしょうか?
それは、今の世の中にないものを生み出すことです。
それは目に見えるものばかりではありません。
新しいものの見方、考え方やひらめきというように
何かを活性化させるようなアイディアや仕組みといった
ものが「新しい価値」です。
新しい価値を生み出すのは、人間だからできることです。
AIやロボットにはできない、価値を生み出す力こそ、
これからの社会で求められる力です。
ですが、「新しい価値を創造する」ようなことは、
凡人にはとてもできないと思われているかもしれません。
これは、普段の生活の中での子どもへの働きかけにより
鍛えられます。
そのためには、基礎として幅広い知識が必要です。
ですので、子どもに広い知識と豊かな経験を持たせること
が必要です。
図書館や博物館に親しむ体験や、自然に触れ合う体験を
一緒にしましょう。
その際、親が体験させたいことを強制することは
しないでください。
画一的な枠で押さえつけることは、
子どもの創造的な活動の芽を摘み取ることになります。
また、子どもの行うことは否定しないでください。
もちろん、人命に関することや
人権を否定するような言動には厳しく対処しなければ
なりません。
ですが、単に間違えていることについては
否定するのではなく、
サポートに徹してください。
子どもが新しい価値を創造するには
自由な考えや発想が保証されている場が必要です。
プログラミング、ロボット教室などがおすすめです。
我が子がこうした力を身につけるためにも
親がサポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。