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正しい座り方と姿勢で勉強しよう

2023/06/22
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

お子さまは1日何時間くらい机の前に座っていますか?

学校や塾、予備校だけでなく、

自宅で勉強する時間も含めると、

1日のうちの半分以上を座って過ごしている子どもも

少なくはないでしょう。

 

姿勢が悪いと疲れやすくなったり、

集中力が続かなくなるなどの問題があります。

 

また、成長期の子供は骨や軟骨が柔らかいため、

悪い姿勢が続くと、

将来骨が歪んだまま固定されてしまう危険性もあります。

 

正しい姿勢だと、胸が開き肺に空気を取り込みやすくなり

呼吸が深くなります。

呼吸が深いと、脳に酸素を十分に送り込み活性化したり、

全身の血行をよくしたりします。

そのため、長時間勉強を続けても疲れを感じにくく、

集中力がアップします。

 

勉強する時の正しい姿勢は、

・椅子の深く座り膝を揃える

・机と身体の間は握りこぶし1個分空ける

・膝下を床に垂直に下ろす

・足の裏を床につける

・背筋をピンと伸ばす

・お尻と背中が90度になるよう意識する

以上のことを意識して座ります。

 

猫背の姿勢は胸が縮こまって呼吸が浅くなり、

酸素が全身に行き渡りにくくなり、

集中力が低下します。

また教科書やノートと目との距離が近くなるため

眼精疲労や視力の低下を招きます。

 

さらに、人間の脳はうつむいた姿勢が続くと

ネガティブな気持ちになりやすいため、

猫背の姿勢でいると不眠やストレスを感じやすくなります。

 

頬杖や足を組む、身体をどちらかに傾ける姿勢も

避けましょう。

背骨や骨盤の歪みの原因となるので、

子どものクセになる前に気をつけてあげてください。

 

なお、座るときはリッラックスしてください。

正しい姿勢を意識するあまり、力が入ってしまうと

疲れてしまい、逆効果です。

 

正しい姿勢と取るために、勉強机・椅子の高さが

子どもの身体に合っていることも重要です。

 

椅子に深く腰掛けて、足の裏全体が床につく高さが、

椅子の適切な高さです。

床に足がつかないときは、

台を置くなどして調整してください。

机の高さは、机と身体の間に握りこぶし一つ入るくらいの

隙間を開けて、椅子に深く腰掛けた状態で、

両腕を机の上に置いて肘が直角になるような高さが

適切な高さです。

 

正しい姿勢のためには、子どもの成長に合わせて、

机と椅子の高さを調整することが大切です。

 

子どもは親をよく見ています。

「ちゃんと座りなさい」と注意をする親が悪い姿勢だと、

子どもの悪い姿勢は治りません。

親の皆さまが良いお手本となってください。

 

正しい姿勢と座り方で、集中力を切らすことなく

しっかりと勉強できるよう、

お子さまの様子をよく見てあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。