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恐怖心との闘い

2021/12/14
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。

昨日、久しぶりに高3の塾生が授業に来てくれました。


彼は昔から「プロのダンサーになりたい」という夢を持っていて、ずっとダンスに打ち込んできました。


4月から大学生になることも決まり、留学を見据えて「英会話がやりたい」と言ってくれたのです。


そこで私から「自己紹介をしてごらん」と言いました。


しかし、彼は「何を言ったらいいのだろう」と悩み始め、と同時に「この言い方で合っているだろうか」とも思い始めたのです。


そのように思い始めると言葉が出て来ません。


私にも経験があります。

私も中3の時に父の海外転勤に伴い、インターナショナルスクールに放り込まれました。


突然、周りが全て「英語」の環境になったのです。

当時の日本の英語は「文法中心」でした。

「英会話」など学校で習っていません。

何が何だか分からない状況でした。

周りが何を言っているのか、分からない。
自分が言いたいことが全く言えない。

という状況でしたので、相当なストレスでした。

特に「間違えたらどうしよう」とか
「笑われてしまうのではないか」という
恐怖心で一杯でした。


それでも少しずつ話せるようようなっていきました。

私よりも後でインターナショナルスクールに入ってきた若い子はどんどん上達して行っていました。

その子と私との「差」は何だったのか、

それは「とにかく話す」でした。

彼は間違えた文法で言おうがお構いなし。

とにかく「伝えたいこと」を一生懸命口に出していたのです。

勿論、向こうの人たちも「一生懸命何かを伝えようとしている人」に対して「聞こう」としてくれます。


あなたも、もし外国人があなたに一生懸命日本語で話しかけてきたとしたら、聞いてあげると思います。


いちいち、「ハハハ、文法が間違っているよ」などと笑ったりしないですよね。


それと同じなのです。

この事に気がつかなかった私は、ずっと「恐怖心」と闘いながら少しずつ上達していったのです。


この経験から昨日は、
「とにかく言ってごらん」と促しました。

それでもなかなか出てこないものなのです。

本人も自分自身の語彙の少なさや文法を忘れていることに気づきました。

「どうしたらいいですか」と聞かれたので、
「文法の勉強をしながら、色々と英作文してはどうか」と提案しました。

「Input」(文法の勉強と単語暗記)
「Output」(英作文、英会話)
同時にやっていくしかないのかな、と思いました。

とにかく間違えてもいいから「言ってみる」
ことの重要性を伝えました。

そして、「中学校の英文法」をしっかり身につければ英会話は問題なくできる旨伝えました。

ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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