本気でやる! 個別指導で君のVICTORYを勝ち取る!

トップページ >ブログ >「誰のための勉強?」

「誰のための勉強?」

2021/09/30
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も弊教室のホームページにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。


お子様がなかなか勉強しない時に
どうすればいいのでしょうか。

① 怒鳴りつけてやらせる

② 首根っこを掴んで机まで引っ張っていく

③ 携帯電話やスマホ、ゲーム機を取り上げる

④ テレビを消す


多分、これらのことをやっても
反発されることはあっても
勉強するという行動につながる可能性は
「限りなくゼロ」でしょう。


視点を変えてみましょう。


あなたが仕事をやる気が出ない時
上司からこう言われたとします。


「もっとしっかり仕事をしてくれるか」

「あの仕事、まだ終わっていないのか」

「早く仕事してくれないかな」

「君、仕事が遅いね」

などなど言われたらどんな気持ちになりますか。


はっきり言って「怒り心頭」ですよね。


実は、「仕事」を「勉強」や「宿題」に置き換えて
みてください。
結構、お子様に同じようなことを言っていませんか。

もしかしたら、これらの言葉でお子様は
「やる気」を削がれているかもしれません。


これらの言葉は言っていないのに勉強しない場合は
どうするか?


あなたは日頃からお子様に「どんな子になってほしい」
と話していますか。


多分、多いのが「人に迷惑をかけない人」ですよね。

我が家でもそのようなことを言っています。


それと「勉強」とどう結びつくの???

と思っていらっしゃるかもしれないですね。


実はこうです。


お子様がこのまま勉強しないで社会人になったとします。

無事、どこかの会社に就職できたと仮定します。

お子様は勉強しないで来たので「基礎学力」が低いままです。

そんなお子様に対し上司から仕事の指示が出ます。


でも「基礎学力」が低いお子様は仕事ができません。

全然仕事が進まない状況を見て、上司が別の人にお子様が
やっていた仕事を頼みます。

そうするとその別の人は自分の仕事があるのに
お子様の仕事までやらなければならなくなります。

これはその別の人にとっては「迷惑」でしかありません。
その人は思うでしょう。

「それくらい自分でやってくれよ!(# ゚Д゚)」



別の例としては、お子様が無事結婚できたとしましょう。

でも「基礎学力」が低いお子様はずっと勉強して来なかったので

勉強のやり方が分かりません。

でも会社では「昇級」や「昇格」の試験があります。

勉強ができないので、いつまで経ってもこれらの合格することが
できず、給料はずっと低いままです。

奥様はそんな中、妊娠、出産、子育てに家事をしなければなりません。

給料が上がらないので家計がどんどん苦しくなってきます。
仕方がないので奥様がパートに出なければならなくなりました。

これは奥様に「迷惑」をかけているのではないでしょうか。


究極的に言って「仕事がきちんとできる」ということは
「社会の役に立つ」ということです。

「社会の役に立つ」ということは「他の人の役に立つ」
と言えると思います。


私は「学校の勉強」はあくまで「手段」だと思っています。

「数学」では「論理的思考」「計算」を学びます。
「国語」では、「コミュニケーション能力」を身につけます。
「英語」では、「コミュニケーション能力」や「他文化」を学びます。
「理科」では、「自然界」について学びます。
「社会」では、「社会のルール」や「文化」「歴史」を学びます。


ビートたけしが以前、こんなようなことを言っていました。

「映画を作る時には因数分解して考える」

学校の勉強がどこで役に立つかは正直分かりません。


突然、災害に見舞われ、自分が洪水に飲み込まれて
気がついてみたら、どこかの無人島に流れ着いていた。
そこで救助を待っていたが、誰も来ず、食べ物を探さなくては
ならなくなった。ここで理科の知識があれば、どういうものが
食べられて、どういうものが毒性があるか、が見分けられるかも
しれません。

このような極端なことは起きないと言われてしまうかもしれませんが
最近の日本の災害の多さを考えてみてください。


「知識はないよりもあった方がいい」に決まっています。

「人の迷惑にならないように勉強する」
とお子様と話をするのはいかがでしょうか。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。









アーカイブ