こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
皆さんは、そろばんにどんなイメージをお持ちですか?
計算の道具、昔の習い事、などのイメージがありますが、
最近はさまざまな効果が認められ、注目を集めています。
そろばんは制限時間の中で正確かつスピーディーに
問題を解く必要があります。
例えば日本珠算連盟そろばん検定1級の問題を解くのに、
平均60秒以内に計算しなければ
制限時間に間に合わなくなる出題内容です。
このとき1問で130〜170回もそろばん珠を
弾かなければなりません。
1回でも間違えると不正解となります。
このことから、そろばん学習は
「時間制限がある」+「指先を正確に動かす」のダブルで
意識を集中するため、集中力や判断力が身に付きます。
学研教育総合研究所の調べによると、
「算数」は好きな教科・嫌いな教科の両方で
10年連続1位になっています。
そろばんで数に対する抵抗がなくなり、
数字や計算に自信を持てるようになれば、
算数が好きになりやすいといえます。
膨大な情報量が飛び交っている今日の社会で、
必要な情報をいち早くキャッチし、処理する能力は
これからの時代に必須の能力です。
そろばんは数字をミスなく早く読み取り、処理して
正確な数字情報に変換します。
そろばんにはこうした数字処理能力と文字処理能力を
育成します。
「指先は第二の脳」といわれています。
手の動きと脳の働きがバランスよく発達することによって
脳の力が高まります。
そろばんを使うと目、耳、指先をともに動かすことで
中枢神経が刺激され、脳の働きが活発化する効果がある
といわれています。
そろばんは何歳から始めるのがベストなのでしょうか?
日本珠算連盟によると
「幼稚園から小学校低学年くらいの間に始める子供達
が多いようです」
とのことですが、◯歳から始めないとダメというわけでは
ありません。
子どもは成長に個人差があります。
先生の話をきちんと聞くことができるか、
座っていられるかが大きなポイントです。
そろばんは子どものさまざまな能力を向上させます。
子どもに適した習い事の一つとして知ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。