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ペアレンタルコントロールとは

2023/05/18
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

小中学生のスマートフォン所有率は年々上がっています。

インターネットを利用する青少年の割合は97.7%で、

そのうちスマホが68.8%を占めています。

(「令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査」

内閣府)

 

スマホは緊急連絡などに便利なものですが、

不適切なサイト・動画の閲覧やネット依存など、

子どもに悪影響を及ぼす可能性もあります。

また、ネットやSNSを通じて犯罪に巻き込まれる事件が

報道されてりしています。

 

ですが、親が子どもの使用状況を24時間監視することは

不可能です。

 

「ペアレンタルコントロール」は、

Parental (親の)”“Control (制限)”のことで、

子どもが適切にスマホやパソコンを使うことができるよう

その機能を親が管理・制限する機能のことです。

 

機種により異なりますが、

以下のことを親が子どもに対して行うことができます。

・特定のサイトへのアクセス制限(Webフィルタリング)

・子どものアプリ・Webの閲覧履歴のモニタリング

DVDBlu-rayなどの映像ソフト再生時に

暗証番号の入力を要求する

・子どもの位置情報を確認する

また、これらの機能をリモートで利用設定できる

サービスを提供している企業もあります。

 

情報リテラシーが未熟な子どもだと、

スマホやパソコンを使いすぎたり、

不適切な情報にアクセスしてしまうこともあります。

そうしたことについて親が制限したり、

見守ることができる機能として役立てることができます。

 

ですが、厳しすぎる制限や親による監視は、

かえってスマホ・ゲーム依存になる危険性があります。

 

スマホやパソコンなどの通信情報機器の使い方について、

ペアレンタルコントロールの機能に

任せきりにするのではなく、

子どもの発達段階に応じて制限すべき機能、

使わせても良い機能を見極めて、

親子で話し合って見直しすることが必要です。

 

「どの機能が自分にとって必要なのか」

「使えるけれども必要ない機能は使わない」

「どう使えばより効果的か」

といったことを子ども自身が考えることが大切です。

 

日頃から子どもとスマホやパソコンの使い方について

コミュニケーションを取りながら、

その中でペアレンタルコントロールを

上手く取り入れてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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