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考える力を育む

2023/05/17
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

一昔前までは、与えられた知識を理解して記憶すること

が「頭がいい」とされていました。

 

ですがこれからの時代は、

それだけでは時代においていかれてしまいます。

 

未来が予測困難で急激な時代変化のなかで、

自分で考え、行動する人材が

これからの社会には必要とされていきます。

 

自分で課題を見つけ、

どうするかを考え、

解決していかなければならない、

いわゆる「考える力」が求められます。

 

入学試験でも「思考力」を問う問題が目立っています。

求められるのは、持っている知識を自分な中で結びつけ

独自の解答を導き出すことです。

 

17世紀のフランスの科学者・哲学者のパスカルは、

「人間は考える葦(あし)である」と表現しました。

人間が人間らしくあるためには考える力が必要です。

 

次代を担う子どもに

「考える力」を身につけさせることは、

私たち大人の責務です。

 

では、我が子に「考える力」を身につけさせるために

家庭でできることはどのようなことでしょうか。

 

親は子どもをよくみて、話をよく聞き、

思考のきっかけを潰さないようにしてください。

 

子どもが「どうして?」と質問をしてきたときは

正しい答えを教えてはいけません。

 

「本当だ、不思議だね。」と、

まずは子どもの気づきに共感してあげてください。

そして「どうしてだと思う?」と考えることを

促してください。

 

時間がないとしても「後で一緒に考えてみよう」と

その疑問に向き合ってあげてください。

 

子どもが考えて出した答えが間違っていたり

答えることができないことがあるかもしれません。

 

そんなときも「ここまで考えられたんだね。」と

子どものことを認めてあげてください。

 

子どもにとっては、答えがわからなかったとしても

考えることをプラスに捉えることができます。

 

最近の入試問題でも解答だけでなく、

解答までの過程を評価する問題も出題されています。

正解を出すことだけでなく、

どのように考えたかが重要なのです。

 

子どもの答えが間違っていたとしても、

すぐに正解を教えるのではなく、

どうしてその解答を導き出したか、

答えの根拠を聞いてみてください。

 

「自分がどう思うか」が大切だと理解できれば、

周囲に左右されることのない

自分軸を持つことができます。

 

子どもの考える力を伸ばしていくためには、

日常会話の中にも工夫が必要です。

 

「今日の学校どうだった?」

というような漠然な質問ではなく、

「どんな勉強してきたの?」

と子どもから話を引き出すような問いかけを

心がけましょう。

 

「考える力」は一朝一夕には身につきません。

上記で述べたようなことを

継続して子どもに働きかけることで徐々に伸びます。

焦らずに子どもが本来持っている「考える力」を

信じて、寄り添ってあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。