こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
「レポート提出が迫っているのに全然進まない」
「明日テストがあるのに全然勉強をやる気が起きない」
「部屋が汚れているけど片付けしたくない」
やらなければいけないのにやる気が出ない。
そのような経験がどなたにもあるのではないでしょうか。
「やらなきゃいけないのにやらない僕はダメな人間だ」
と悩んだり落ち込んだりする子どもも多いと思います。
ですが、やる気が出ないのは
意志が弱いことが理由ではありません。
やる気が出ないのにはちゃんと理由があります。
【心身とも疲れている】
人間の心と体は切っても切り離せない関係にあります。
精神的に疲れていることや身体が不調であると
やらなければいけないことに集中できなくなります。
そういうときは気分転換をはかりましょう。
例えば「可愛い写真を眺める」ことが効果的です。
実際に幼い動物の可愛い写真を見た後は、
注意を必要とする作業の成績が良くなることが
研究によって明らかになっています。
【他に気になることがある】
本来やるべきこと以外に何か気になることがあれば、
集中して取り組むことができません。
そのときは頭の中を整理しましょう。
「やらなければならないこと」と「やりたいこと」を
紙に書き出します。
そこに期限と優先順位を書きます。
そのように見える化することで「今やるべきこと」と
「今はやらなくてもいい」がはっきりします。
頭の中が整理されてやるべきことに進んでいくことが
できます。
【そのこと自体が嫌い】
得意科目は勉強できますが、
苦手科目はなかなか手をつけられません。
また嫌いなことは全くやる気が起きないでしょう。
そういうときは、とにかく少しでも手をつけましょう。
レポートはまず一行書き始める。
勉強はまず一問解く。
掃除は一箇所から始める。
人が行動を起こすときは体の動きが先で、脳の指令が後
というのが、現在の科学の定説です。
やる気がなくても行動を起こすことで
いつの間にかやる気が出てきます。
お子さまにやる気を出させるために、
親の皆さまは子どもが勉強する環境を整えてください。
机の上が散らかっていたり、テレビがつけっぱなしでは
勉強に集中できません。
子どもと一緒に部屋を片付けたり、
勉強のときはテレビを消すといったルールを決め、
勉強に集中できる環境を作りましょう。
やる気が出るきっかけは子供によって違います。
いろいろ試して、お子さまのやる気が出る取り組みを
見つけてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。