こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
どのお子さまも得意科目と苦手科目があります。
どうにも不得意であり、できれば避けたいと思う意識。
これが「苦手」です。
いったん苦手意識を持ってしまうと、
どうしてもその教科を勉強することを避けてしまいます。
勉強しないから点数が伸びない。
するとますます苦手意識が強くなる。
「やらないからできない。」
この悪循環を断ち切らないと
苦手意識は克服することができません。
ですが、成績を伸ばし、志望校に合格するためには
苦手科目は無くしておかなければなりません。
苦手教科を勉強するよりも得意科目をもっと勉強して
点数を伸ばす方がいいのではないか。
そうお考えの方もおられると思います。
ですが、得意科目で85点を90点にするよりも
苦手科目で30点を60点にする方が伸びも大きいです。
苦手科目を克服するためにはどうすればいいでしょうか。
まず何ができていないのかを把握することから始めます。
「漢字の書き取りができない」
「計算問題が解けない」
「英単語のスペルミスが多い」
できていないところが把握できれば、
その克服から始めます。
徹底的に練習することで点数を上げることができます。
点数が1点でも上がれば褒めてあげてください。
自分が勉強したことが認められれば
モチベーションも上がります。
わからないところがわからない子どももいます。
そのような場合は基本から始めます。
学校ワークに取り組むことが有効です。
一問一答や基本問題に徹底的に取り組みましょう。
とはいえ、勉強する習慣がない子どもにとって
上記のような取り組みをすることが難しいです。
そのような子どもは教科書の音読から始めましょう。
10月12日のブログで音読の効果について
書いていますので、そちらもお読みください。
どうしても子どもが自分から勉強できないようであれば、
塾や家庭講師の利用も検討してください。
ただし、子どもが自分で勉強することが必要です。
先生から言われたことをするだけでも点数は上がりますが
受け身では効果が薄いです。
自分で考えて勉強をすることでより効果が高くなります。
苦手教科については、簡単なことから取り組みましょう。
まずは始めることが苦手克服の第一歩です。
保護者の皆様はお子さまの勉強をサポートしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。