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「ズル休み」はだめですか?

2022/10/07
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

お子さまが今日は学校に行きたくないと言ってきたら

皆さまはどうされますか?

 

先日キャリア調査機関の「Job総研」を運営するライボ

(東京都渋谷区)が行った「2022年仕事の意識調査」が

話題となっています。

仕事をしたくない、行きたくないときにズル休みをしても

「良い」と答えた割合が38.%

「どちらかといえばしても良いと思う」は29.%

合わせて67.%が「しても良い」と回答しています。

「してはいけない」は33.0%でした。

 

回答者のコメントでは、

「健康が一番でなので心身ともに限界が近かったら

ズル休みでも休んだほうが良い」

「ズル休みは聞こえが悪いかもしれないでれど、

遠慮なく休みをとって良いと思う」

などの声が寄せられています。

 

これはそのまま子どもにも当てはまることです。

 

子どもは子どもの世界を生きています。

そこでは辛いことや泣きたくなるようなこともあります。

学校という狭い世界で必死に戦っているなかで、

ときには疲れることもあります。

 

私たち大人もそんな世界を生きてきて今に至っています。

学校に行きたくなかったこともあったはずです。

 

ですがそんなことも忘れて、我が子が

「今日は学校に行きたくない」と言ってきたら

「何甘えたこと言っているの!」

「とりあえず学校に行ってみたら?大丈夫だよ!」

などと子どもを追い立てる言葉を言ってしまいます。

 

ただでさえ心が辛いときに、余計に辛い気持ちになり、

状況が悪化することもあります。

 

我が子が今日は学校に行きたくないと言ってきたら、

そのまま受け止めあげてください。

子「今日は学校に行きたくない」

親「行きたくないんだね」

と、我が子の言葉をそのまま受け止めてください。

 

子どもにとって親に休みたいと言うことは

とても勇気のいることです。

言ったら叱られるんじゃないか、

無理矢理連れて行かれるんじゃないかと不安ななか

伝えてくれたのです。

親子関係がうまく行っていないと

言葉に出して言ってはくれません。

子どもには「言葉で言ってくれてありがとう」と

感謝を伝えてください。

 

「なぜ行きたくないの」と無理には聞かないでください。

自分の気持ちを言葉で表現することが苦手な子どもは

多いです。

無理に聞き出そうとするのではなく、

今の気持ちを聞いてみてください。

そこから理由を探る糸口が見つかるかもしれません。

 

とはいうものの、1日休んだらそのまま不登校に

なるかもしれないと不安になられると思います。

子どもの意思は尊重しながらも、最低限

・生活習慣を崩さない

・学習の進捗状況や行事予定など学校の状況は

わかるようにしておく

・休むリスクも伝える(話せる状況であれば)

などはお子さまと話し合ってください。

 

どのような状況であれ、親が子を思う気持ちに

変わりはありません。

大切なのは子どもの気持ちを受け止め、尊重することと、

とことん話し合うことです。

親が子どもの最大の理解者であり、安心を与える存在と

なるよう、普段からよく話をしてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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