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読書習慣を育む

2023/05/16
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

読書が好きな子どもにとって、

本は生活を豊かにしてくれる、

手放すことのできないものです。

 

ですが、普段全然本を読まなかったり苦手としている

子どもも多いです。

 

読書にはさまざまな力を養う効果があり、

学力の向上に非常に効果的です。

 

ベネッセ教育総合研究所の調査でも、

読書量が多いほど学力を伸ばしています。

(『進研ゼミ』「実力診断テスト」の偏差値の変化)

 

子どもに読書習慣を身につけさせるに、

ご家庭で何ができるでしょうか。

 

子どもの読書週間に最も影響を与えるのは

親の読書週間です。

 

厚生労働省の調査によると、

本を多く読む母・父の子どもは、

本を読む冊数が多い傾向があります。

(「第821世紀出生児縦断調査」より)

 

読書週間は知性を高め、理解・解釈・活用する能力を

高める効果があります。

これは子どもだけでなく親にも効果があります。

ですので、親子が一緒になって読書を楽しむように

してください。

 

イギリス・サセックス大学の研究によると、

読書によって軽減されるストレスは68%です。

これは音楽鑑賞や散歩などの一般的なストレス解消法の

ストレス軽減度を上回るそうです。

 

家に本のない環境の子どもには、

大人からなんらかの働きかけをしなければ

本から離れます。

 

とはいえ、子どもに読書を無理強いをしてはいけません。

「この本を読みなさい」と強引に押しつけられたら、

子どもは反発しか覚えません。

それがきっかけで読書嫌いにならないとも限りません。

 

ですので、親が子どもに読んで欲しい本だけでなく、

あらゆるジャンルの本を揃え、

子どもが自分の興味関心から読みたい本を選ぶことが

できるようにすることが大切です。

 

ですが、家でさまざまなジャンルの本を揃えることは

難しいと思います。

そんなときは書店や図書館を利用しましょう。

親子で行き、お子さまに自由に選ばせます。

 

子どもは漫画やゲーム本を選ぶかもしれませんが、

否定してはいけません。

親子で同じ本を読み、読後に話し合ってください。

 

読書習慣は本を読むことだけでなく、

さまざまな体験をすることからも育まれます。

いろいろな体験をしている子どもは、本を読んだときに

文字での描写から情景を想像しやすくなります。

 

また、本に出てきた料理を一緒に作ったり、

舞台となった場所に一緒に行くなど、

本を体験につなげることも読書のきっかけとなります。

 

今はSNSやゲームなど子どもの興味関心を惹くものが

たくさんあります。

ですが、読書は人間の「もっと知りたい」という欲求を

叶えて、大いに楽しませてくれるものです。

 

ぜひ親子で気楽に読書を楽しんでください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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