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『やればできる』といわないで

2022/04/30
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

これまで色々な生徒と関わってきましたが、
いわれた言葉で一番心に残っているのが
「『やればできる』と言わないで欲しい」
という言葉です。

わが子を塾に通わせているのに
成績がいっこうに上がらない。

そんなとき
「叱ったら逆効果になる」
と思って、
「あなたはやればできるんだから、
頑張って塾に行って勉強しなさい」
と言ったりはしていないでしょうか。

『やればできる』は
実際にやって結果をだした人が言う言葉です。

皆さまはこれまで勉強して高校・大学ヘ進学した
経験がおありだと思います。

だからわが子も自分とおなじように勉強を
頑張れば成績があがる、
より良い学校に進学できると思い、
「がんばれ」
「やればできる」
と声かけをなさるのではないでしょうか。

ですが、言われたお子さまはどう思うでしょうか。

子どもは勉強しなければならないとわかってはいます。
その子なりに頑張っています。
にもかかわらずテストの点数が低いこともあります。

そんなときに
「やればできるんだから頑張りなさい」
と言われたら、
「やっても出来なかった自分はダメだ」
と逆に自信を無くしてしまいます。

また全然勉強しないので点数が低い子供もいます。
そうした子どもは
「やらなかったから出来ないのはあたりまえ」
「次は本気だす」
と言い訳になってしまいます。

ではどういう声かけをすれば良いのでしょうか。

頑張って勉強しているお子さまに対しては
努力した過程を認めるようにしましょう。
「遅くまで勉強して頑張っていたね」
「一回も塾を休まずに通って偉いね」
というように、
「あなたの頑張りは私が見ているよ」
ということをお子さまに伝わるような言葉を
伝えて下さい。
そうすることで、
「僕は評価されている」
「私は認められている」
と安心感を持つことができます。

勉強をしていないお子さまに対しては
「数学と英語、どっちからする?」
「学校の宿題は塾に行く前にする?帰ってからにする?」
というように
勉強することを前提として
お子さまに選ばせる声掛けが効果的です。

どの子どもも勉強の必要性はわかっています。
わかっているからこそ頑張る子は一生懸命頑張ります。
ですが頑張ってもできないことがあります。
そうした子はその頑張りを認めてあげて下さい。

「やればできる」は心の中でつぶやいて、
わが子を信じて見守ってあげましょう。

最後までお読み頂きありがとうございます。