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社会科は好きですか?

2022/04/28
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

みなさん、社会科は好きですか?

中学・高校受験生に社会科を指導するとき、
生徒に社会科が好きかどうか尋ねますが、
みんな「嫌い」と答えます。

理由を聞くと
「暗記ばかりでつまらない」
「地名や年号、用語が覚えられない」
「テストで点数が取れない」
といった返事が返ってきます。

「嫌い」には2つあると感じています。

①暗記科目だから
学校のテストや受験では知識を問われるので、
他の教科に比べて暗記が必要ではあります。

ですが、うまく覚えられないと、
テストの点数が低くなってしまい、
「社会科は苦手」→「嫌い!」
となってしまいます。

特に歴史は 古代→中世→近世→近代→現代 
と続きますので、
いったんつまづくとその後の内容が
わからなくなってしまいます。
そうしてますます社会科嫌いが
増えていってしまいます。

②興味が持てないから
“1221年 承久の乱が勃発“と教えても
「ふ〜ん。それで?」
生徒にとって過去の出来事ばかり覚える
歴史は勉強する意味がない、
と思われても仕方がないでしょう。

地理や公民も
「世界の気候帯を知って何になるの?」
「選挙の仕組みを学んでも、投票しないので関係ない」
と考えているように、
興味のない生徒にとって授業など
お経を聴いているのと同じだと思います。

そのような生徒に歴史本を読むよう勧めたり、
博物館に連れて行っても、無理強いされた
としか思えないのではないでしょうか。

自ら取り組むようにならないと
自分のものにはなりません。

しかし社会科が嫌いであったり、
興味を持てない生徒であっても、
社会科に関連した事柄について
興味を持っている子は結構います。

例えば『刀剣乱舞』というゲームから
文化財や歴史に関心を持つようになったりします。

私は社会科が好きです。
特に世界史が好きで、
中学校の社会科の教師になりたくて
教員養成課程がある大学に進学しました。

採用試験は不合格でしたが、
その後縁あってVictory学院の講師として
現在に至っています。

大人になり働くようになると、
社会科の知識は必須です。

都道府県や県庁所在地を知らないと
物知らずと見なされてしまいます。

聖徳太子や織田信長など偉人と呼ばれる
人物を知らないと
教養が無いと思われます。
公民も政治の基本的な内容や選挙の知識は
必要となります。

子どもにはそのような内容は
当然教えなければならないのですが、
ただ単に知識を教えるだけだと
社会科嫌い、無関心な子どもを増やすだけです。

社会科を学ぶ楽しさは
「何かを知る楽しさ」
だと思います。

その楽しさをこれからも子どもたちに
伝えていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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