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レジリエンス

2022/07/26
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

我が子に「生きる力」をつけてほしいと願う親は
多いでしょう。

生きる力の一つとして近年注目されているのが
「レジリエンス(resilience)」と呼ばれる力です。

レジリエンスとは、復元力、回復力、弾力を意味する
言葉です。

嫌なことや困難なことに直面し、一時的に気持ちが
落ち込んでも、忍耐力や柔軟性をもって立ち直ること
ができる力のことです。

また、レジリエンスは、近年注目されている
「やり抜く力(GRIT)」を構成する4つの要素
・根性(GUTS)
・回復力(RESILIENCE)
・自発性(INITIATIVE)
・執念(TENANCY)
のひとつでもあります。

例えばテストの点数が低かったとき、
お子さまはどのような反応をしますか?

○レジリエンスが高い子
・今までのようにきっと大丈夫
・お父さんかお母さんに相談してみよう

○レジリエンスが低い子
・もうだめだ
・怒られるから親には話せない

このような反応の違いには2つのポイントがあります。

一つは自己肯定感の有無です。

自己肯定感とは、よい面だけでなく悪い面も含めて
「私は私」と認めることができる感覚のことです。

レジリエンスの基礎は自己肯定感です。

レジリエンスを高めたいのであれば、
まずは自己肯定感を高めなければなりません。

二つめは周りに助けを求められるかどうかです。
助けを求めるためには信頼関係がなければなりません。

普段から親や友達とコミュニケーションをとり
信頼関係を深める必要があります。

子どもとの信頼関係を深めるコミュニケーションは
親が一方的に話してはいけません。

お子さまがテストの点数が低かったとき、
「だから勉強しなさいっていったじゃない」
と言わないでください。

まずは「悲しいね」とお子さまのネガティブな感情を
受け止めてあげましょう。

そのうえで「勉強頑張っていたね」と頑張っていたこと
を褒めてあげてください。

テストの点数を上げるために、ただ「勉強しなさい」
というのではなく、
「どうすればできるようになる」かをお子様と一緒に
考えてください。

我が子の話を聞きネガティブな感情を受け止めることで、
親子の信頼関係が築かれます。

予測不能な多様な時代を生き抜くには、
子どもだけではなく親もレジリエンスを身につけて、
我が子を育てていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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