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睡眠と勉強の関係

2022/06/03
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

テスト前の勉強が予定どおり進まないときや
受験生で勉強がはかどらないとき、
お子さまが夜遅くまで勉強していることは
ないでしょうか。
また、ゲームや動画の視聴に夢中になって
朝起きてこないお子さまはおられませんか?

私たちは勉強の話をするとき、勉強方法や
内容ばかりになってしまいがちです。

しかし勉強と睡眠は関係が深く、
適切な睡眠をとることで
勉強の効果もアップします。

睡眠が勉強に与える効果は以下の3点です。
脳の疲労回復
 睡眠は体の疲労回復だけでなく、
 脳に溜まった疲れもとります。
脳の発達
 睡眠中に成長ホルモンが分泌され、
 脳の機能も発達していきます。
 睡眠で脳を休ませて規則正しい睡眠を続ければ、
 脳は発達していくのです。
記憶の定着
 睡眠中に脳の中の情報が整理され、
 記憶として定着していきます。

睡眠は眠りの浅い「レム睡眠」と、
眠りが深い「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
私たちの脳は「レム睡眠」のときに昼間勉強した
内容を整理し、記憶として定着させます。

従って睡眠時間が短くなると「レム睡眠」の回数が
減り、勉強したことが定着されにくくなります。。

学習効果を高めるためには、
十分な睡眠時間をとることが欠かせないのです。

こうした睡眠の特性を活かして、勉強する時間も工夫してみましょう。

寝る前は暗記の学習をしましょう。
上で述べたように、記憶は寝ている間に整理され
定着していきます。
寝る前に覚えたことは最新の情報として
記憶に残りやすくなります。

起床後は思考力が必要な問題に挑戦するのが
良いでしょう。

起床後は頭が一番冴えている状態です。
集中力も続くので、新しい単元に挑戦したり、
応用問題や思考力が必要な問題に
取り組んでみましょう。

以上のように、成績を上げるためにも
睡眠時間の確保は大変重要です。

ですが、特に中・高校生は授業や部活動が忙しく、
交友関係も広がるため勉強する時間が足りないと
感じるお子さまも多いと思われます。

質の高い睡眠をとり勉強を効率よく進めることで、
勉強の効果をより上げていく工夫をしなければ
なりません。

質の高い睡眠をとるために
・規則正しい生活リズム
 (早寝早起き、休日も普段通りの起床・就寝)
・心身のリラックス
・昼間の適度な運動
・寝る前はパソコン、スマートフォンの使用を控える
などが求められます。

適切な睡眠時間を確保できるよう生活リズムを整え、
お子さまの勉強の効果が上がるよう
ご家庭でも心がけてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。