こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
塾で教えている生徒たちが中間テストも終わり、
答案用紙の見直しを行っています。
見直しをしていて目立つのが“ケアレスミス”です。
単純な計算ミスや漢字の書き間違い、
解答欄がずれていたなど様々なミスが見られます。
ケアレスミスで失う点数は大きいです。
定期テストでは内申にも関わってきます。
また受験だと1点が大きいウエートを占めます。
大切な1点を失わないためにも
ケアレスミスを無くさなければなりません。
ではどうすれば無くすことができるでしょうか。
まずいえることは、
ケアレスミスを完全に無くすことはできない、
ということです。
どうしてもミスは起こります。
かといって諦めたり、何の対策も取らなければ
ケアレスミスは減りません。
ケアレスミスを無くす意識を高め対策を行うことで
ゼロに近づけることができます。
お子さまが取り組むべき対策は以下のとおりです。
まずテストが返ってきたら解き直しを行い
どのようなケアレスミスをしているか把握します。
・計算ミス
・漢字の書き間違い
・問題の読み間違い
・単位の書き忘れ
・分数の約分を忘れた などなど
自分がミスするパターンを知ることで、
次のテストで注意すべきことが明確になります。
問題文の読み間違いが多い子どもには
「問題文に線をひきながら読む」
ことも有効です。
線を引くことで自分の意識が向かいます。
見落としによるミスは減らすことができます。
計算ミスが多い場合は、
「途中式をきちんと書いて解く」
ことが大切です。
簡単な計算だからといって暗算でも大丈夫という
油断が最も危険です。
手を使って計算することが計算ミスを防ぐことに
つながります。
字を丁寧に書くこともケアレスミスを防ぐことに
有効です。
字が走り書きになってしまうと
自分でも読めずに見直しの際に間違えてしまう
ことになりかねません。
また採点する先生が読めずに減点されたり、
×となってしまいます。
お子さまが書く字が丁寧で読むことができるか、
お家でも見てあげてください。
保護者の皆さまにお願いしたいのは
ケアレスミスをしたことを責めないでください。
原因と改善策を一緒に考えてください。
また、お子さまの体調に気を配ってください。
体調が万全でないといつもは解けるはずの問題も
解けず、焦ってミスを犯してしまいがちです。
体調を万全にして本来の力が出せるように、
お子さまの早寝早起きや食事に注意してくだい。
ケアレスミス対策を今日から習慣化することで
致命的なミスを防ぐことができます。
対策をお子さまの勉強に取り入れて
勉強を進めてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。