こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
お子さまの勉強は順調に進んでいますでしょうか。
毎日真面目に勉強をしているのに
成績が上がらない、点数が伸びない。
そのようなお子さまがおられるのではないでしょうか。
それはひょっとしたら間違った勉強法を
しているのかもしれません。
間違った勉強法をすると、勉強をしても
効果が上がらず成績も上がりません。
今日はやってはいけない勉強法について
書かせて頂きます。
⒈ 音楽を聴きながら等「ながら」勉強をする
音楽を聴きながら、動画を見ながら、というように
何かをしながら勉強をすることは学習効率を落とします。
ロンドン大学精神医学学科のチームが調査した結果、
何かしながら仕事をした成人男子のIQは15ポイント
下がったという報告がなされています。
⒉ 教科書に線を引くだけ
教科書や参考書に線を引くと勉強した気になります。
しかしそれは気になっただけです。
アンダーラインを引くことで安心してしまい、
学習効率が下がってしまいます。
大切なのはテストで正解できることです。
正解するためには問題を解くことが不可欠です。
線を引くだけでなく、理解できたのかを
問題演習で確認してください。
⒊ 丸つけをしただけ
問題演習をすることで学力が上がります。
ですが、丸つけをしただけで次の問題に取り掛かっていては
いつもでたっても間違えた問題を解くことができません。
成績を上げるためには間違えた問題を解けるように
ならなければいけません。
丸つけをした後は間違えた問題の解き直しをすることが
必要です。
⒋ きれいなノートを作る
きれいな字でわかりやすいノートを作ることは
「学力向上」という点で見ると効果はありません。
問題を解けるようになることが「目的」なのに、
きれいなノートを作ることが「目的」になってしまい、
ノートを作ったことで満足してしまいます。
きれいにまとめるよりも
ある程度雑でも何回も書いたほうが効果的です。
⒌ スマホを手の届くところに置く
スマホはあらゆる通知がやってきます。
勉強したい時でも通知音が聞こえると手にとってしまい
集中力が散漫になってしまいます。
ある研究によると、集中して勉強している最中に
通知音がなると、集中力が一気に落ち、もとと
同じレベルに戻るまで30分以上かかるそうです。
通知音が鳴らなくてもスマホが視界に入れば
気になってやはり集中できなくなります。
勉強中は視界に入らない、手の届かないところに
置いておきましょう。
理想は電源を切り、「別の部屋」に置く、です。
勉強方法は様々あります。
いろいろな方法を試してみて、お子さまに合った方法で
効率よく勉強を進めてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。